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眞嶋 亜有

眞嶋 亜有(マジマ アユ MAJIMA,Ayu)

Profile[English]

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現 職

明治大学国際日本学部専任講師
(Senior Assistant Professor, School of Global Japanese Studies, Meiji University)

略 歴

2004年 国際基督教大学大学院比較文化研究科博士課程修了、博士号(学術)取得
 〃  ~2007年 日本学術振興会PD特別研究員/国際日本文化研究センター外来研究員
2004年~現在 ICUアジア文化研究所研究員
2008年~2009年 ハーバード大学ライシャワー日本研究所ポストドクトラルフェロー
2009年~2013年 ハーバード大学人類学部アソシエイト
2013年~現在 ハーバード大学ライシャワー日本研究所アソシエイト
2015年4月~現在 明治大学国際日本学部専任講師
2015年 「月刊 文藝春秋」3月号(http://gekkan.bunshun.jp/articles/-/1218
「日本を代表する女性120人:期待される女性人材が日本を変える」(人文社会系研究者部門)選出される。
P.244【人文・社会科学系研究者など】
ハーバード大アソシエイト。比較文化論が専門。『「肌色」の憂鬱』で気鋭の研究者として注目される。
P.256
ノンフィクション作家の保阪正康が推薦したのは、ハーバード大アソシエイトの眞嶋亜有(38)。近現代日本社会・文化史が専門で、著書『「肌色」の憂鬱 近代日本の人種体験』(中公叢書)の評価は高い。「肌の色という一歩間違えば、人種差別と言われてしまうような難しいテーマを扱いながら、資料を読み込み、正確にアカデミズム的に分析している。今後もそうした社会のタブーに真摯に取り組むのではないか」

教職(非常勤)

警察大学校課外英語講習(2001年度~2005年度)
法政大学工学部(歴史学:2004年度前期)
国際基督教大学教養学部
 (2009年度冬学期歴史学:History of International Cultural Relations,使用言語:英語)
国際基督教大学大学院アーツ・サイエンス研究科
 (2010年度冬学期:Issues in Japanese History, 使用言語:日本語及び英語)

研究

■研究分野:近現代日本社会文化史、生活文化史、心性史、身体文化論、比較文化論、日本文化論
■研究テーマ:近現代日本における「西洋化」「国際化」「グローバル化」の諸問題
■研究課題・社会活動など:
 1.近現代日本エリート層の西洋体験と自己認識(「西洋化」と日本人の精神構造)
 2.水虫の比較生活文化史研究(清潔概念と恥意識をめぐる日米比較)
 3.日本における心性の歴史と諸相(自他認識、父性と母性、いわゆる日本人のこころなど)
 4.現代日本における身体文化(美容文化、アジアンビューティと人種意識など)
 5.ジャパンブランドの構築(トヨタ財団研究助成・共同研究プロジェクト研究代表者
  「21世紀日本におけるソフトパワーの地域拠点としてのTSUKIJI:
   2012年以降の市場移転に向けて築地文化の再創造と世界発信のためのブランド構築」2008年~2010年)
 6.日本文化の世界発信:ロータリー財団国際親善奨学生
  (東京銀座ロータリークラブ推薦、雪ヶ谷化学工業スポンサー)
 7.共同研究参加:国際日本文化研究センター共同研究員(2001年度―2003年度、2014年度―現在)、
   同センター海外共同研究員(2009年度―2012年度)

単 著

眞嶋亜有著書 『「肌色」の憂鬱・近代日本の人種体験』 中公叢書(中央公論新社 2014/7)
 ※Amazonにて絶賛発売中!!
 【内容】
明治以降、「西洋化」を追求、日露戦争後に「一等国」の地位を獲得し、唯一の「非西洋」として列強に参入した近代日本。だが、待ち受けていたのは、昂揚する黄禍論、パリ講和会議における人種平等案挿入の失敗、アメリカの排日移民法制定など、西洋からの人種的排除であった。本書は、近代日本が人種的差異をいかに捉えられてきたのか、タブー視されてきたその心性の系譜を、洋行エリートたちの人種体験を通して考察する。
『「肌色」の憂鬱-近代日本の人種体験』書評、著者インタビューなど
■読売新聞書評欄(2014年8月31日)松木武彦先生
■日本経済新聞(2014年9月10日夕刊)「目利きが選ぶ今週の三冊」井上章一先生
■週刊ポスト(2014年9月12日)「この人に訊け!Post Book Review」井上章一先生
■文藝春秋(2014年10月号)「文芸春秋BOOK倶楽部 鼎談書評⒓」山内昌之先生、片山杜秀先生、諸田玲子先生
■朝日新聞文芸時評(2014年9月24日)片山杜秀先生
■朝日新聞書評欄(2014年9月28日)保阪正康先生
■週刊文春(2014年10月30日秋の特大号)「私の読書日記」鹿島茂先生
■週刊ダイヤモンド(2014年11月22日号)「私の〈イチオシ収穫本〉」吉崎達彦先生
■三田文学(2015年1月冬季号 No.120)書評 山内洋先生
■図書新聞(2015年2月14日)著者インタビュー
■金融財政ビジネス(2015年4月6日号、時事通信社)「カラム・コラム:『「肌色」の憂鬱』考」藤原作弥先生

論文・論壇誌の寄稿など

■「Eating Meat, Seeking Modernity: Food and Imperialism in Late Nineteenth and Early
   Twentieth Century Japan」ICU Comparative Culture No.34, 2002
■「肉食という近代―明治期日本における食肉軍事需要と肉食観の特徴―」『アジア文化
  研究』別冊11号、ICUアジア文化研究所、2002年
■「朝鮮牛―朝鮮植民地化と日本人の肉食経験の契機―」日本風俗史学会『風俗史学』
   20号、2003年
■「身体の〈西洋化〉を巡る情念の系譜 ―明治・大正期日本における〈一等国〉としての
   身体美の追求と其の挫折―」武藤浩史・榑沼範久編『運動+(反)成長 身体医文化論
   Ⅱ』慶應義塾大学出版会、2003年
■「華麗なる〈有色人種〉という現実 ―明治期日本人エリートの洋装にみる洋行経験の
   光と影」伊藤守編『文化の実践・文化の研究:増殖するカルチュラル・スタデイーズ』
   せりか書房、2004年
■「黄色人種という運命の超克 ―近代日本エリート層の〈肌色〉をめぐる人種的ジレンマ
  の系譜―」栗山茂久・北澤一利編『近代日本の身体感覚』青弓社、2004年
■「水虫―近現代日本の栄光とその痕跡―」園田英弘編『逆欠如の日本生活
  文化』思文閣出版、2005年6月
■「差別化という模倣:明治期洋行エリートの身体の“西洋化”と人種的限界」
 『Cairo Conference on Japanese Studies: International Symposium
   in Egypt2006』2007年、国際日本文化研究センター
■「20世紀初頭の米国におけるathlete’s footの成立」(The Invention of “Athlete’s foot”: Lifestyle, Cleanliness and American Leisure Classes in the Early Twentieth Century),
日本生活学会『生活学論叢】第17巻、2010年
■2012. “Eating Meat, Seeking Modernity: Food and Imperialism in Late
Nineteenth and Early Twentieth Century Japan.” In Critical Readings on Food in
East Asia edited by K.J. Cwiertka. Brill in Leiden 
■2012. “Skin Color Melancholy in Modern Japan: Japanese Male Elites and
Racial Experiences Abroad: 1880s to 1950s” in Race and Racism in Modern Asia:
Western Constructions and Eastern Reactions edited by Rotem Kowner and
Walter Demel. Brill in Leiden
■「人間宣言:天皇・マッカーサー写真の衝撃」
 『文藝春秋SPECIAL 大人の近現代史入門 最重要テーマ20』(2015年春号) 

研究論文関連紹介記事・書評など

□ 『読売新聞』2005年7月31日(書評欄)
□ 『毎日新聞』2005年8月7日(書評欄)
□ 『日本金融通信』2005年10月14日(推薦図書欄)
□ 『北海道新聞』2005年10月30日(書評欄)
□ 『信濃毎日新聞』2005年12月14日(「書評委員十人が選んだ今年の一冊」欄)
□ 『日本経済新聞』2005年11月3日(一面コラム「春秋」)
□ 『産経新聞』2009年8月21日(一面コラム「産経抄」)

エッセイ(連載を含む)

◎ 「〈アジアン・ビューテイー〉というパラドックス ―日本人の〈白人〉願望と美意識の行方
   ①―」『学習だより』日本理容美容教育センター、2005年1月
◎ 「〈イエロー〉のはじまり」『彷書月刊』彷徨舎、2005年1月
◎ 「アジアン・ビューテイーというパラドックス:美のグローバル化の歴史と近未来―」
  『日本顔学会誌』5巻1号、2005年9月(特別寄稿)
◎ 「目と鼻と運命と」(連載「日本人の〈白人〉願望と美意識の行方②」)
  日本理容美容教育センター『学習だより』2005年4月
◎ 「憧れの口髭―海の彼方のダンデイズム」(連載「日本人の〈白人〉願望と美意識の行方
   ③」)日本理容美容教育センター『学習だより』2005年7月
◎ 「ブロンドの誘惑―髪の色というアイデンテイテイ」(連載「日本人の〈白人〉願望と美意識
  の行方④」)日本理容美容教育センター『学習だより』2005年9月
◎ 「香港、16℃の誘惑」近畿日本ツーリスト季刊誌『まほら』46号、旅の文化研究所、
   2005年12月
◎ 「美女は芸術?」(連載「美の魔力」①)日本理容美容教育センター『学習だより』
   2006年1月
◎ 「モテオヤジのゆくえ」『言語』大修館書店、2006年3月号
◎ 「育毛剤の効能―愛にさまようモテオヤジに捧ぐ①―」『DCOM』Vol.3春号
  (ドトールコーヒーショップ・フリーペーパー)2006年3月
◎ 「モテブームと豊胸ブラのゆくえ」(連載「美の魔力」②)日本理容美容教育センター
  『学習だより』2006年春号
◎ 「無毛化する男女―美を阻むムダ毛のゆくえ-」(連載「美の魔力」③)
  日本理容美容教育センター『学習だより』2006年夏号
◎ 「“黒髪の金髪好き”のゆくえ」山田奨治編『文化としてのテレビ・コマーシャル』
  世界思想社2007年3月刊行
◎ 「牛肉幻想という身体文化」中京大学評論誌『八事』第23号
   2007年3月刊行
◎ 「〈美しい国、日本〉における熟年男性の体臭コントロール」『知のwebマガジンen』
  (財)塩事業センター2007年3月号
◎ 「エイリアンより愛をこめて―ボストンからの手紙①―」、『リベラルタイム』
   2008年10月号
◎ 「世界の“うさぎ小屋”から―ボストンからの手紙②―」、『リベラルタイム』
   2008年11月号
◎ 「“アニメ・マンガ”で親日家育成を!―ボストンからの手紙③―」、『リベラルタイム』
   2008年12月号 
◎ 「ハーバード”婚活”事情 -ボストンからの手紙④-」『リベラルタイム』
   2009年1月号
◎ 「日本の学校教育とジャージ時代 -ボストンからの手紙⑤-」『リベラルタイム』
   2009年2月号
◎ 「命のリサイクル -ボストンからの手紙⑥-」『リベラルタイム』
   2009年5月号
◎ 「記憶と細胞とノーベル賞 -ボストンからの手紙⑦-」『リベラルタイム』
   2009年7月号
◎ 「人生の伴走者 -ボストンからの手紙⑧-」『リベラルタイム』
   2009年8月号
◎ 「自国の≪文化理解≫教育を -ボストンからの手紙⑨-」『リベラルタイム』
   2009年9月号
◎ 「憧れの向こう側 -ボストンからの手紙⑩-」『リベラルタイム』
   2009年10月号
◎ 「夫婦にまつわる日米比較 -ボストンからの手紙⑪-」『リベラルタイム』
   2009年11月号
◎ 「かあちゃニズムは日本男児を救うか? -ボストンからの手紙⑫ (最終回)-」
  『リベラルタイム』 2009年12月号
◎ 「水虫と日本精神」『月刊みんぱく』国立民族博物館 2011年11月号
◎ 「嗚呼、日本の女であることって? -ジャパン・コード①-」『金融財政ビジネス』
  (2015年4月20日号、時事通信社)

講演活動

【主な講演活動、国際シンポジウム等】
◆「身体美醜という運命―近代日本エリート層の人種的ジレンマと其の可視化の系譜―」
   ICUアジア文化研究所シンポジウム「視覚化された近代性―19世紀後半から20世紀
  半ばまで-」於・国際基督教大学、2003年12月6日。
◆「《Asian Beauty》というパラドックス-美のグローバル化の歴史と近未来―」日本顔学会
  イブニングセミナー、於・東京大学、2004年12月1日。
◆「香港脚という日本文化?-〈水虫〉大国・日本をめぐる比較生活文化的考察-」
  香港中文大学&国際日本文化研究センター共催国際シンポジウム「グローバリゼーション
 、ローカリゼーションと日本研究」於・香港中文大学、2005年9月30日―10月5日
◆「肉か野菜か ―肉食をめぐる幻想の交流史―」ブリア・サヴァラン生誕250周年記念国際
  シンポジウム「食とグローバリゼーション:歴史的観点から見る料理」於・日仏会館(東京・
  恵比寿)、2005年10月15日
◆「水虫に魅せられて」東京銀座ロータリークラブ、2006年6月14日
◆「Facing the “Yellow” Faces:Discourses on Bodily Beauty and Racial Dilemma
   Among Elites in Early 20th Century Japan」
  カイロ大学&国際日本文化研究センター共催国際シンポジウム「グローバリゼーション、
  ローカリゼーションと日本研究」於・エジプト・カイロ大学 2006年11月6日
◆「銀座発21世紀型ジャパンブランドの構築~日本美の再生産~」
                           東京銀座ロータリークラブ、2007年6月6日
◆「日本女性の美的ゆくえ~Asian Beautyから森理世まで~」
                           横浜&横浜東ロータアクトクラブ、2007年9月20日
◆「銀座・筑地発21世紀型ジャパンブランドの構築~日本美の再生産~」
                           東京銀座新ロータリークラブ、2007年9月28日
◆「水虫問題という日本生活文化~その歴史的展開と日米間の社会・文化史的比較~」
                    日本生活学会(口頭発表)、於・早稲田大学、2007年10月7日
◆「なぜ、日本は水虫大国となったのか~水虫をめぐる日米間の比較生活文化史的観点から~」
  第19回住宅総合研究財団・世界のすまい方フォーラム、2008年5月、東京(鉄鋼会館)
◆「清潔文明の逆説としての水虫―その日米比較と“伝統”的生活様式との関連から―」
 (Mizumushi and Athlete’s foot:Paradoxical Process of Clearn and Body in
   Modern Japan)、国際スポーツ社会学国際大会(International Sociology of Sports and
  Association)、2008年7月26日、京都(京都大学百周年時計台記念館国際ホール)
◆Coming of Age Ceremony, Showa Boston Institute, Boston, MA, USA, 2009/Jan/9th
◆“The Chrysanthemum and the Foot: Civilization, Cleanliness and Shame in Modern Japan” at Harvard Japan Forum, Reischauer Institute of Japanese Studies, Harvard University, MA, USA, 2009/ Feb/6th
◆「孤独とはなにか -この、人を魅了し、さいなませるもの―」
 (The Allure of Loneliness:Suffering and Longing for the Self-Differentiation
  in the Modern Era)、 2010年1月26日、ICUアジアンフォーラム(国際基督教大学)
 講演要旨掲載ウェブサイト:http://subsite.icu.ac.jp/iacs/
◆「水虫と日本人:清潔と恥をめぐる日米比較から」ボストン日本人研究者交流会、
 2010年4月24日、於・MIT(マサチューセッツ工科大学)
 ウェブサイト:http://www.boston-researchers.jp/wp/
◆「The Paradox of Cleanliness?: The Stigma of Athlete’s Foot and Shame Issues in Japan」
 6th East Asian Public Health Symposium, May 7th 2010, Harvard School of Public Health
 (Harvard University)

インタビュー記事

☆『朝日新聞』(朝刊・家庭欄) 2003年5月17日
☆『読売新聞』(朝刊・17面)  2005年1月28日
☆『読売新聞』(大阪版:夕刊・文化欄「人物さろん」) 2006年2月1日
☆『朝日新聞』(夕刊・生活面)  2006年6月30日
☆ CS日本 [ 2005年2月28日放映・スカイパーフェクトテレビ(309・110・004Ch) ]
☆『marie claire』 (2005年5月号)
☆『BAILA』     (2006年8月号)
☆『VOGUE NIPPON』 (2009年11月号)

新聞コラム

☆「外資系というまなざし―いまどきの東京ミヤコ事情①―」
  『Weekly Business News』(全米邦人向け週刊新聞)2006年11月3日
☆「“伝統”というジレンマ―いまどきの東京ミヤコ事情②―」
  『Weekly Business News』2006年11月10日
☆「超高級の悩み―いまどきの東京ミヤコ事情③―」
  『Weekly Business News』2006年11月17日
☆「フラジャイルな日本女性たち―いまどきの東京ミヤコ事情④―」
  『Weekly Business News』2006年11月24日
☆「銀座ブランド研究―いまどきの東京ミヤコ事情⑤―」
  『Weekly Business News』2006年12月1日
☆「銀座“出世”物語?―いまどきの東京ミヤコ事情⑥―」
  『Weekly Business News』2006年12月8日
☆「銀座という謎多き美女―いまどきの東京ミヤコ事情⑦―」
  『Weekly Business News』2006年12月15日
☆「サムライたちの恋愛税―いまどきの東京ミヤコ事情⑧―」
  『Weekly Business News』2006年12月22日
☆「日出る国の御正月―いまどきの東京ミヤコ事情⑨―」
  『Weekly Business News』2007年1月1日
☆「地位と嗜好の非―貫性―いまどきの東京ミヤコ事情⑩―」
  『Weekly Business News』2007年1月5日
☆「格付けという味付け―いまどきの東京ミヤコ事情⑪―」
  『Weekly Business News』2007年1月12日
☆「男のロマンと外見至上主義―いまどきの東京ミヤコ事情⑫―」
  『Weekly Business News』2007年1月19日