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手塚 眞

手塚 眞(テヅカ マコト)

現職

(有)ネオンテトラ 代表取締役
(株)手塚プロダクション取締役  一般財団法人手塚治虫文化財団代表理事

経歴

イメージフォーラム映像研究所専任講師
東京工科大学メディア学部客員教授
手塚治虫記念館名誉館長兼総合プロデューサー
宝塚市大使
知的財産検定の検定委員

1961年東京生まれ。ヴィジュアリスト/映画監督
高校時代から8mmフィルムによる映画制作を始め、多くのコンテストで受賞。
大島渚、大林宣彦らの支持を受ける。
以降、ヴィジュアリストという肩書きで映画、ビデオの監督をはじめ、実験映像やドキュメンタリー等、あらゆる映像メディアで作品を発表している。
また、イベントの企画演出や本の執筆、音楽のプロデュース等、創作活動全般も行なっている。
1985年『星くず兄弟の伝説』で商業映画監督デビュー。
1991年黒澤明監督『八月の狂詩曲』のメイキング・ビデオを演出。
1995年富士通のPCソフト「TEO~もうひとつの地球」をプロデュース。
19カ国で50万本のヒットとなる。
1999年『白痴』がヴェネチア国際映画祭(デジタル・アワード受賞)、釜山国際映画祭等に招待される。
2001年東アジア競技大会大阪大会の開会式演出を行う。
テレビ・アニメ『ブラック・ジャック』を監督し、2006年東京アニメアワード、テレビ部門優秀作品賞受賞。
手塚治虫の遺族としても活動しており、宝塚市立手塚治虫記念館のプロデューサー、名誉館長でもある。
他の代表作は『MODEL』(1987)、『NUMANITE』(1995)、『ブラックキス』(2005)、『ばるぼら』(2019)など。

専門分野

ヴィジュアリスト/映画監督

講演テーマ

◆「日本のコンテンツと映像アートの未来」
 映画監督として第一線で活躍している手塚眞が、映画制作、アート、生成 A I など、現場で起きている話題を含めて、これからの日本のコンテンツについて具体的に話します。
◆「映画から見る安吾」
 これまで映画化された安吾作品は、安吾をどのように捉えていたか。新潟と共に作り上げた映画『白痴』の舞台裏の話も交えて、実作者から見た安吾の魅力を監督の手塚眞が語る。
◆「AIによるクリエイター支援の実際」
 マンガ、アニメーション、映画など、ヴィジュアルを使った作品制作に AIがどのように関わってゆくのか。また、そこにクリエイティブな限界があるのか。手塚眞が実践を踏まえて語る。
◆「命の記憶 ~未来へのメッセージ~」
 記憶を残す、記憶と生きる。「命の記憶」とは。独自の視点で日々の営みを切り取ります。
◆「機械の中の創造主 ークリエイターは科学技術から何を生み出すか」
AIの活用が創作活動にどのような可能性を持っているのだろうか。果たしてAI は創作ができるだろうか。クリエイターの立場から探ってゆく。

研修テーマ

◆宝塚市観光大使「サファイア」オリエンテーション
 観光大使「サファイア」の研修の一環として、「手塚治虫の息子」と「ヴィジュアリスト」2つの立場から、手塚眞によるオリエンテーションを実施し、サファイアとしての立ち振る舞いや心構えを学ぶことで、今後の活動の骨子を築き上げます。
◆クリエイティブを刷新した手口ニュートラル
 作品を生み出し続ける表現者である手塚眞に、作品づくりにおいて手段を選ばなかった手塚治虫の手口ニュートラルなクリエイティビティについて解説。
◆映画の世界の演じる意味とは? 映画の持つ夢。
 俳優、女優を目指す人のための、オーディションの探し方、受け方、演出について、初心者むけの講義
◆手塚眞実験室シネマ・ワークショップ
 映画の演出を学びたい、映画の演技を勉強したい、表現力を身につけたい、そんな方のための映画ワークショップです。
◆ヴィジュアリストの伝説 映像の魔術師手塚眞
手塚眞の作品を上映し、実際に映像を作りながら解説される、ヴィジュアリストならではの「映画秘術」

実績

講演等:
名古屋造形大学特別講演、坂口安吾生誕記念映画『白痴』上映講演会、サイエンス映像学会 ウェビナー特別講師、朝日地球会議2023、「まちライブラリー@MUFG PARK」植本祭・植宝祭トークショー、「エンジン01in 岐阜」、共生知能創発社会研究センターの「共知塾」、立命館土曜講座、コンテンツ東京2020・2018、「セキュリティマネジメントカンファレンス 2020 夏」、「安吾フェスin十日町」特別講演、リオデジャネイロ国際図書展特別講演、「C&Cユーザーフォーラム&iEXPO2018」、浜松科学館『鉄腕アトム〜ロボットと暮らす未来展』、他多数

研修等:
観光大使サファイアオリエンテーション、博報堂ケトル様の研修旅行、フォトグラファー小林幹幸氏開催ワークショップ、手塚眞実験室 シネマワークショップ、JISYU vol.5 『ヴィジュアリストの伝説 映像の魔術師手塚眞』、他多数

主な著書

ブラックモーメント ブラックモーメント
(幻冬舎 1996年)
(Amazon「内容紹介」より)

助手席に忘れられた煙草の箱、生贄を求めるアフリカ土産の人形、ある朝降ってきた843本の指、そして…。成長する恐怖の物語は、現実か、心の闇に照らし出された幻か―。開けてはならない、迷宮への16の扉。心の闇をさまよう者どもが引き起こす惨劇の光景。

ヴィジュアル時代 ヴィジュアル時代の発想法
(集英社 2000年)
(Amazon「内容紹介」より)

多くの情報整理→発想法になかった、ユニークな発想法。学生時代から映像作家であった筆者が紹介する究極のシステム「チャンス・オペレーション」は、21世紀の「知的人生」の新指針である。

父・手塚治虫の素顔 父・手塚治虫の素顔
(新潮文庫 2012年)
(Amazon「内容紹介」より)

すべてを犠牲にして、漫画を描き続けていた。でも父は、どんな状況でも、なんとか家族旅行に参加しようとしてくれた―。息子として、長じては同じ表現者として、手塚治虫と共に生きてきた手塚眞が、天才の実像を描く。国民的な人気を誇りながら、自邸を手放さなければならなかったわけ。限界を超えてしまうほど、原稿が遅れてしまった理由。秘話の数々が、ここに明かされる。

トランス トランス 位牌山奇譚
(竹書房 2013年)
(Amazon「内容紹介」より)

ヘタレなイケメンとクールな霊感少女のコンビが事件の謎を追う! 手塚眞、初の長編ホラーミステリー!