山本 昌邦(ヤマモト マサクニ)
現職
NHKサッカー解説者
経歴
1958年4月4日生まれ 静岡県沼津市出身。 大学卒業後は、ヤマハ発動機株式会社サッカー部に入団。翌1982年には日本サッカーリーグ2部優勝、1983年天皇杯優勝とチームに貢献。1987年、29歳で惜しまれながら現役を引退。 その後、指導者としての道を選択し、ヤマハ発動機のコーチに。 数々の日本代表選手を育成・指導し、豊富な国際大会での実績と経験は、日本人指導者としては 現在はNHK サッカー解説をはじめとして、プーマのアドバイザーとして高校・大学サッカーでの指導など幅広い活動を展開。 |
講演テーマ
◆<リーダーシップ・人材育成> 「心をつかむ人材育成術」 |
人材育成において最も重要で不可欠なのが、「人のこころを育てる力」です。 育成というのは人の心をどれだけ掴むか、つまり人の心を育てるということだと思います。 人のこころを育て、強い個を育成し、強い組織を作り上げていくということ、これこそが人材育成の本質ではないでしょうか。 強烈な個性とプライドを持った日本代表選手たちの無限な可能性を引き出し、組織の中で最大限のパフォーマンスが発揮できる環境を作り上げてきた背景をじっくりとお伝えします。 |
◆<リーダーシップ・人材育成> 「リーダーの条件」 |
選手を指導する際に常に心がけていることは、選手自身に問題を考えさせ、 解決法を探らせることで、“気づき”を促すことです。 選手自らが問題を消化し、無限の選択肢の中からより良いプロセスを選択していく 判断力・問題解決能力を養成していくことが大切なのです。 リーダーは自分の主張を一方的に押し付けるのではなく、選手に“気づき”を与えること、 つまり「教え上手」であると同時に「聞き上手」である必要があります。 対話と気づきの繰り返し、これがリーダーに必要な資質と言えます。 このように経営者・リーダーは個人に結果を追い求めるのではなく、一流になるための 思考法・プロセスを浸透させ、モチベーションの維持をするための環境づくりに尽力していくことが大切でしょう。 現在多くの企業で実施されているテレワークでの指導にもおすすめのヒントが詰まっています。 |
◆<モチベーションアップ> 「一流選手から学ぶ 目標達成へのプロセス」 |
どのような分野においても、一流になるには、常に高い目標意識を持ち、 目標に向けた並々ならぬ努力を継続していくことが不可欠です。 これまでの指導経験で出会った数々の一流選手たちが、どのような姿勢を心がけ、 気持ちを維持してきたかなど、目標達成へのプロセス・思考法をお話します。 山本が間近で指導をしてきた中田英寿氏・中山雅史選手・川口能活選手など、 サッカー界の一流選手たちのエピソードを交えながら、選手として、ビジネスマンとして 飛躍していくためのヒントをお伝えします。 |
◆<教職員・PTA保護者対象> 「子どもを伸ばす極意」 |
サッカーで子どもたちを指導する際に必ず言うことは、「失敗を恐れないでチャレンジしなさい」ということです。 「結果で判断するのではなく、過程のパフォーマンスに子どもの成長の本質を見出す」という姿勢こそが、子どもの生きる力を伸ばしていくためには大切な心構えだと思います。 そして、少しの成長でも「ほめて」あげることで、長所を伸ばしてあげることです。 子どもは認めて欲しいという気持ちが強く、否定的なことはほとんど受け入れません。 いかにして子どもの生きる力を伸ばしていくかを、教師の方々・保護者の方々と一緒に 考えていきたいと思います。 |
◆<生徒対象> 「夢を持って生きていこう!~挑戦し、失敗した数だけ人間は成長する~」 |
人は、夢に向かって生きていくことで必ず成長していきます。 喜び・感動・出会い・苦しみ・挫折・・・夢中になって物事に向き合っていくことで、 何事にも代えがたいかけがえのない体験を得ることができるのです。 挑戦し失敗をした数だけ人間は成長し、こうした経験は必ずや人生の財産になるでしょう。 「今」を大切に、夢を持って前に進み続けることの素晴らしさをお伝えできればと思います。 |
実績
<講演> 2021年3月 すかいらーくグループ労働組合 (リモート) 2020年2月 古河市教育委員会 2019年9月 日立ソリューション 2019年7月 日本政策金融協会 2019年6月 大樹生命 他多数<選手経歴> 1977年 日大 三島高等学校卒業、日本ユース代表選出、第19回アジアユース選手権出場 1979年 日本ユニバーシアード代表選出、ユニバーシアードメキシコ大会出場 1980年 日本代表 FIFA ワールドカップ(スペイン)アジア地区予選出場 1981年 ヤマハ 発動機株式会社サッカー部入部 1982年 日本サッカーリーグ2部優勝 1983年 第62回天皇杯全日本サッカー選手権大会優勝 <指導経歴> |
主な著書
『セットプレ ーの戦術と戦略』 (日本スポーツ企画出版社)2001年 10月 | |
『山本昌邦備忘録』 (講談社)2002年 12月 | |
『日本サッカーワールドカップで勝つ日』(国士舘大学体育スポーツ科学学会)2004年 3月 | |
『勝って泣く』 (文芸春秋)2004年 7月 | |
『山本昌邦指南録』 (講談社)2005年 1月 | |
『道標 日本サッカーへの提言』 (ランダムハウス講談社)2007年 12月 | |
『日本サッカー遺産 ワールドカップ出場舞台裏の歴史と戦略』(KK ベストセラーズ)2009年 6月 | |
『世界基準サッカー の戦術と技術~成功を導くノウハウが満載! 決定版テクニカルレポート~』(新星出版社)2010年 12月 |
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『 勝つ組織 』 (角川ONEテーマ21)2012年 12月 | |
『深読みサッカー論』(日本経済新聞出版社)2014年 4月 | |
『敗戦から未来へブラジルW杯テクニカル レポート 』 (宝島社)2014年 11月 |