干場 弓子(ホシバ ユミコ)
現 職
出版社ディスカヴァー・トゥエンティワン共同創業者前社長
出版社BOW&PARTNERS 代表
略 歴
お茶の水女子大学文教育学部卒業 |
中学校・高等学校 社会・国語教員資格取得/学芸員資格取得 |
株式会社世界文化社入社 家庭画報編集部ファッション担当 |
日本エフシー株式会社ファミリーサークル編集部入社 ファッション・美容・インテリア担当 課長職(最終職位) |
有限会社ディスカヴァー・トゥエンティワン設立準備に参画 |
有限会社ディスカヴァー・トゥエンティワン設立 代表取締役社長就任 |
株式会社ディスカヴァー・トェンティワンに移行 取締役社長就任 (~2019年12月末退任) |
新出版社BOW&PARTNERS 設立 |
<社外の役職> |
一般社団法人 日本書籍出版協会初代女性理事(2013〜2019) International Publishers Association(IPA=国際出版連合)理事(2019〜) 日本オーディオブック協議会 理事(2017〜) 名古屋商科大学大学院 内閣府委託事業「2019年度 女性リーダー育成プログラム」 企画評価委員会委員(2019年度) 一般社団法人 アルバ・エデュ理事(2020〜) 一般社団法人 ビューティフル・フォーティーズ理事(2020〜) |
〔経歴概要〕 |
お茶の水女子大学卒業後、株式会社世界文化社に入社、家庭画報編集部に配属されて以来、女性誌のおもにファッション、美容、インテリア、インタビュー記事を担当し、企画、コーディネイトから、撮影現場、スタイリング、コピーライティングまで、雑誌づくりの全てに携わる。その後、29歳の時に、現在の株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワンの創業に参画し、運営、経営を任され、以後、35年間、取締役社長として、一般書籍における書店との直取引で業界随一の出版社に育て上げてきた。 |
実質的編集統括として、勝間和代ら多くの新人著者を発掘、比較的若いビジネスパーソン、女性にも人気のビジネス書、自己啓発書、ライフスタイル書を得意とする出版社としてのブランディングに努め、「ミリオネーゼシリーズ」「サイエンス携書」「赤ちゃん学絵本」など、さまざまな新しい試みを出版書店業界にもたらしてきた。 2010年に創設した、書店員や経営者らで選出する「ビジネス書大賞」は、日本初のビジネス書アワードとして注目され、現在では、ビジネス書のプレゼンスの向上に大きく寄与した事が業界内では評価されている。 |
2011 年には、同社初のミリオンセラーとなる『超 訳ニーチェの言葉』を出版。また、電子書籍、サイト、SNS等も率先して積極的に活用。 |
グローバル展開にも力を入れ、日本初の日中共同エンターテイメント小説を日中同時発売としたほか、 日本書籍出版協会理事国際委員会副委員長として、日本の出版の世界市場におけるプレゼンスの向上のための施策に尽力している。 また、その実績により、2019年春からは、International Publishers Association(国際出版連合)の日本代表理事を務める(2024年末まで)。 |
また、2019年には、名古屋商科大学大学院の内閣府委託事業「2019年女性リーダー育成プログラム」の企画評価委員会委員就任。 |
2018年から、ネットの普及による発信物の質の低下を危惧。約半年間でマスターするディスカヴァー編集教室を開催し、後進の育成に努めた。 |
独立後の2020年からは、企業や出版社向けに、同様の講座や単発のセミナーを行うほか、教育、ならびに女性のための活動として、(一社)アルバ・エデュならびに(一社)Beautiful 40’s の理事を務める。第6回ファッション部門プラチナエイジスト受賞。また、ダイバシティ、ブランディング、新規事業開発分野における、一般企業の顧問も務める。(特非)日本コーポレートガバナンスネットワーク会員。 2021年5月、中央経済パブリッシンググループとのアライアンスによる、新出版社BOW&PARTNERS 設立、9月よりBOWBOOKSレーベル創刊予定。 |
専門分野
女性キャリア、ライフスタイル
中堅出版社の創業・社長歴35年の実績に基づく起業・経営・人的マネジメント
出版・編集・文章
主な講演テーマ例と概要
◆ミッションから始めよう 〜人生にミッションを ビジネスにミッションを |
ビジネスとは、基本的に課題発見とその解決策の商品化である。それにより、社会に付加価値をもたらしていくことである。新規事業開発から、日々の業務改善まで、その基本は変わらない。では、どのように課題発見を行っていくのか? それがミッションだ。どのような付加価値を自分(たち)は、提供していくのか? 提供しうるのか? それを見いだしていくプロセスを、独自のフレームワークとともにご紹介する。それは、実は書籍の企画を考えるときのプロセスと同様であり、各自の仕事に対するミッション、さらには人生のミッションを考える作業でもある。ミッションから始めるとき、人は動機づけられ、創造性を発揮し、物事と他者、そして、自社に価値を見いだすことができる。もちろん、自分自身と人生にも。講演後の社内活性化の成果報告のほか、このテーマの講演を聴いたのち、65歳定年後の引退の計画をやめ、新たなチャレンジを始めた方もいるようだ。 |
◆人を動かすビジネス文章術 |
この世には2つの文章がある。感動のある文章と感動のない文章だ。だれもが感動のある文章書くことができるし、書くスキルを身につけるべきだ。ただし、ここでいう「感動」とは、「感」じて「動」く。良い文章とは、美しい文章のことではない。それを読んだ人を動かすことができるかどうかだ。心を、身体を、視点を、行動を。そして、変容していくことだ。すなわち、文章の価値とは、読み手の変容の質量(質×量)である。では、読み手を動かす文章の書き方とは? 出版社をゼロからはじめ、その独創性ある本作りで、ミリオンセラーを出し、多くのベストセラー著者を育ててきた干場がその極意を、本質的なところから小技までお伝えする。 |
◆未来を変える、人生百年時代の、女性の生き方、働き方 あるいは、女性リーダーが会社と日本を救う |
女性の経済的精神的自立を自然に促す書籍を出版しつつ、自らも、結婚し子どもも生み育てながら、会社を経営してきたなかで、現場と女性自身の中に潜む課題と可能性について、リアルかつ実践的にレクチャーする。この課題については、会社によって主要課題が異なることが多いので、目的に沿った形での講演が可能である。 |
主な実績
2020年以降 ソニー ピープルソルーション MISSION PASSION IMPRESSION 文章講座 福井村田製作所 女性たちよ、リーダーになろう 大妻女子大学 キャリア講座 未来を変える女性の生き方、働き方 学研プラス 今、編集者が未来に向けてできること ソニー生命 仕事を楽しくする方法 リカレント・グループHRイベント 仕事観醸成法 その他 中小企業経営者、女性経営者向け講演会など 多数 2019年以前 |
主なメディア出演
新聞、雑誌、ラジオ、TV、ネットと、メディア登場も非常に多いが、 主要紙(誌)の人物伝としては 日経新聞「キャリアの軌跡」(2007) 日経ビジネス「ひと劇場」(2008) 婦人公論「時代を創る女たち」(2012) 週刊東洋経済「ひと烈風録」(2015)等 ネットメディアでは、 https://employment.en-japan.com/myresume/entry/2020/03/24/103000、 TVは |
主な著書
■Amazon ベストセラー1位!<マーケティング・セールス全般関連書籍> | |
『楽しくなければ仕事じゃない』 「今やっていること」がどんどん「好きで得意」になる働き方の教科書 (東洋経済新報社 2019/10/25刊) ※Kindle版はこちら。 (台湾、韓国、中国、ベトナムでも出版、または出版予定) |
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<出版社より> 出版界で大注目の経営者・干場弓子氏、初の著書!1985年、株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン設立に参画。以来、取締役社長として、経営全般に携わり、書店との直取引で業界随一の出版社に育て上げた。2011年には『超訳 ニーチェの言葉』が同社初の100万部を突破。自ら編集者としても、勝間和代氏他多くのビジネス系著者を発掘、さまざまなシリーズを立ち上げてきた。TV・雑誌・ネットメディアに多数登場、大学での単発講義のほか、社会人向け・出版人向けの講演多数。 |