菊池 教泰(キクチ ノリヤス)
現 職
株式会社デクブリール 代表取締役
略 歴
6歳から柔道を始める。地方大会1回戦負けから、メンタルトレーニングを独学で取り入れ、学生団体日本一、国際大会優勝を果たす。 |
大学卒業後、五輪金メダリストを輩出している名門実業団に就職し、柔道と仕事の両立にチャレンジするも挫折。そして、うつ病の薬を飲むに至る。 |
その後、会社を辞めたことでうつ病は回復したが、人事系の職種で会社を転々とし、自身の中で学生時代の輝きに負けてしまっている感覚は拭えなかった。 |
そんな時、「認知科学コーチング」と出合う。 |
このメソッドは、米国コーチング界創始者であり、全世界のビジネス・政治・スポーツ・芸術など分野を問わずトップリーダーを育ててきた、故ルー・タイス氏の経験をベースとしたプログラムであり、これを学んだことで「自身がなぜ日本一になれたのか」と、「なぜうつ病になったのか」を初めて理解した。 |
自身の成功と失敗の経験から、多くの人たちの可能性を切り拓きたいと想い、これを「こころの教育」として広げていくことに使命感を持つ。 |
現在は「全方位に渡るこころの教育」をミッションとして活動中。 |
全方位とは、「スポーツ選手・指導者、企業、教員、親、青少年、NPO等」を指すが、企業以外の「こころの教育」をCSR活動の一環として行い、そこで培った体験、ノウハウを日々アップデートしながら、ビジネスとして「エグゼクティブコーチング、マネジメント層のリーダー研修、組織開発コンサルティング」を提供している。 |
また教育者として、中学校武道必修化に伴う柔道体育授業の外部講師や、日本サッカー協会主催の「夢先生」等を務め、青少年の教育現場にも赴く。 |
通常の人材育成コンサルタントとは違い、企業だけではない3,000人以上のあらゆるみなさまと向き合ってきたことを強みとしている。 |
◇NPO法人スポーツ業界おしごとラボ 顧問 |
◇公益財団法人日本サッカー協会「JFAこころのプロジェクト」夢先生 |
◇「東日本大震災復興支援 スポーツこころのプロジェクト」夢先生 |
◇一般財団法人BWFインターナショナル PX2国際普及推進部長 |
◇千葉県 柏市柔道連盟 理事 |
◇文部科学省委託事業 千葉県武道等指導充実・資質向上支援事業 外部指導者 |
専門分野
認知科学コーチング(リーダーシップ、メンタルコーチング)
主な講演テーマ例と概要
◆【一般対象】自身の未来を切り拓く心の使い方〜認知科学コーチング〜 |
自身が「心の変化」により、「柔道学生日本一とうつ」の両方を経験したことから、心の重要性について、認知科学コーチングの観点からお話しします。 |
◆【スポーツ選手・指導者対象】 トップアスリートへの未来を切り開くマインドの力 |
体罰や外圧的な指導とは真逆の指導によって結果を出している実例を、認知科学コーチングの観点から紐解くことで、これからのスポーツ界のスタンダードな指導をお話しします。 |
◆【親対象】子供との付き合い方セミナー~才能を引き出した具体例~ |
何気ない親子の会話や大人の一言で、その子の一生を変えてしまうとしたらどうでしょう。日々の大人の言葉がけが、子供の能力に大きな影響を与えた実例とともに、子供との上手な付き合い方についてお話しします。 |
主な研修テーマ例と概要
◆【リーダー対象】部下を育て強い組織をつくる! ~脳と心の使い方から紐解く組織づくり~ |
部下の成長を促す強い組織・リーダーを育成するために、「人の脳と心の仕組み」を認知科学コーチングの観点からお伝えします。 |
◆【従業員全般対象】元気な職場・チームの作り方 |
1.個人が潜在能力を発揮するには? 2.チームで潜在能力を発揮するには? を認知科学コーチングの観点からお伝えします。 |
主な講演・研修実績 ※敬称略、順不同。
【企業】 |
沖電気工業(株)、ゼリア新薬工業(株)、ダウ・ケミカル日本(株)(ダウ日本開発センター、笠岡工場、笹神工場、相馬工場)、東レ・ダウコーニング(株)(本社、福井工場、小松工場)、三菱UFJモルガン・スタンレーPB証券(株)、Oath Japan(株)、NEXCO東日本(郡山管理事務所)、マニュライフ生命保険(株)、日本生命保険(相)GLAD、(株)木下不動産、(株)コーエン、アカマイ・テクノロジーズ(同)、イートン・エレクトリック・ジャパン(株)、日本インターグラフ(株)、(株)ルックアップ、(株)KSP-SP、根本製作所(株) 他。 |
【教員】 |
千葉県教育委員会(平成26~30年度 フォローアップ研修1<2年目の高校教師対象>、平成26年度 県立学校等企画・運営リーダー育成研修<小・中・高校のリーダーとなる教師対象>)、学校法人 東京町田学園(町田・デザイン専門学校 )教職員、(株)アポロ(アポロ理容美容専門学校)教職員 他。 |
【学校・塾】 |
<キャリア教育講演> 柏市立第五中学校、柏市立豊四季中学校、横浜商業高校、西武台アカデミア(西武台新座中学・西武台高校の中高一貫教育) <その他> 東京都立高島高校(主権者教育パネルディスカッション)、アイセック立教大学、個別サクセスNEO 荻窪校 他。 |
【スポーツ選手・指導者】 |
(公財)佐賀県体育協会 及び 佐賀県文化・スポーツ部(平成26年度 佐賀県競技力向上指導者研修会、平成26年度 佐賀県公認スポーツ指導者研修会※「日本体育協会公認スポーツ指導者」資格更新のための研修に指定)、(一社)千葉県柏市体育協会、(公財)日本相撲協会 式秀部屋、浦和学院高校サッカー部、西武台高校ラグビー部 他。 |
【経営者セミナー】 |
龍ヶ崎倫理法人会、柏の葉倫理法人会、柏市中央倫理法人会、アジアの会、ニューマネジメントクラブ グローバル研究会、DCVセミナー 他。 |
【保護者】 |
スポーツひのまるキッズ柔道親子夏合宿、(株)チャレンジワールド 親子参加企画イベント、北柔会道場、岐阜県小児アレルギークリニック in GODO保護者向けセミナー 他。 |
【夢先生】 |
日本サッカー協会が行っている「JFAこころのプロジェクト」 京都府八幡市立八幡小学校、宮城県山元町立山下第二小学校、宮城県気仙沼市立津谷小学校、高知県本山町立本山小学校、岩手県岩泉町立小本小学校、神奈川県大和市立下福田中学校、茨城県鉾田市立旭東小学校、茨城県神栖市立横瀬小学校、茨城県鹿嶋市立豊津小学校 他。 |
【中学校 柔道 体育授業 外部講師】 |
中学校武道必修化のため 千葉県野田市立第一中学校、千葉県野田市立東部中学校、千葉県野田市立木間ケ瀬中学校、千葉県柏市立第四中学校、千葉県柏市立第五中学校、千葉県柏市立豊四季中学校、千葉県柏市立手賀中学校、千葉県柏市立南部中学校、千葉県柏市立光ヶ丘中学校 他。 |
【NPO法人】 |
NPO法人スポーツ業界おしごとラボ ・パネルディスカッション テーマ「イノベーション」ゲスト:岩崎夏海(「もしドラ」著者)、上田顕(楽天野球団チーム戦略室長)、秦英之(レピュコムジャパン社長)、菊池教泰 ・パネルディスカッション テーマ「仕掛け人」ゲスト:江口智也(浦和レッズ スポンサー企画の仕掛け人:ランドガレージ取締役)、小杉卓正(オリンピック・パラリンピックスポンサー側の企画の仕掛け人:パナソニック オリパラ課課長)、菊池教泰 ・平成28年 全12回実施 スポーツ業界を目指す大学生、社会人 NPO法人FDA(引きこもり、障がい者等、社会的弱者に対するプロボノ授業) |
講演・研修風景
ご参加された皆様の感想
◆【講演:一般対象】 |
直感でこの講演に期待していましたが、実際自分の想像以上の内容でした。プライベートでも仕事でも使える情報ばかりで勉強になり、とても楽しい時間を頂きました。自分の生き方を見直すと同時に、これからの人生が楽しみです。早速明日から実践します。 |
◆【講演:アスリート・指導者対象】 |
過去、コーチングの話は何回か受講しましたが、今回の菊池先生の話は、自分の経験を交えての理論的な内容だったので、具体的で非常にわかりやすかったです。選手を指導する上で、監督として大切な考え方、気持ちの持ちようが理解でき、明日から早速実践したいことが見つかり、今後が楽しみになりました。ありがとうございました。 |
◆【講演:親対象】 |
たくさんのわかりやすい事例を出して頂き、子育てに大変参考になりました。自分(親)の一言一言は大切で、子供にとても影響力があり、子供への未来への広がりが与えられるような、気持ちのこもった声かけをしていきたいと思います。また、子供の意志を大切に、親が決めつけないようにします。ありがとうございました。 |
◆【企業研修:リーダー層対象】 |
本研修にて様々なノウハウを享受することや、同じ境遇にいる同僚とのやり取りの中で、多くの気づきが得られたことは大きな経験となりました。自分自身の考えをまとめ、人前で発表することの難しさを痛感すると共に、その重要性(部下に指示を正確で分り易く伝えることにつながる)を実感した次第です。人にアドバイスする事ほど自分自身では出来てない事が多い、という事を強く感じました。これは、対部下、対上司、対他部門、対得意先…様々な場面で共通するように思われます。俯瞰で見た時にどのような「自分自身」であるのか、常に意識していたいと考えます。そして、同時にどのような立場から見ても変わらない、強い意志を持っている事も重要になると強く感じました。また、自分一人で考えることには限界があり意味も薄く、あくまで周囲の人との関係の中に自分があって、その上でどのような役割を果たすべきかという視点が大切だと思い改めました。この研修を糧に、真のマネージャーとして成長できるよう歩みを止めずに考動していきたいと思います。 |
主なメディア実績
【コラム】 |
●Webメディア「The Challenger」コラム連載中 「いつ何時だって最高だ!」 |
●「 Tarzan(ターザン) 」コラム連載 NO,657~662号(2014年9月11日発売号~2014年11月27日発売号) 「一流アスリートのマインド(脳と心)」を「認知科学に基づいたコーチング」の観点から解説するコラム「Mind Science」を6号連載 |
●「 Tarzan(ターザン) 」コラム連載 NO,695~696号(2016年5月26日発売号~2016年6月9日発売号) 元総合格闘家 リングスCEO 前田日明さんとの対談コラムを2号連載 「格闘技でなぜ人は更生できるのか?」「気づけば格闘技で人を救っていた。」 |
【取材記事】 |
●アスリート体育会の為のキャリアマガジンATHRETE LIVE |
●オンリーストーリー |
●室蘭民報 取材記事 |
【メディア出演】 |
●「MID-FM シャレナイト名古屋」ラジオゲスト出演 |
●「川崎FM ソーケン有吉のソーシャルライフ」ラジオゲスト出演 |
●「マスター☆コレクション」千葉テレビゲスト出演 |
主な著書
■『超一流アスリートのマインドを身につけて あなたのゴールを達成する!』(開拓社) ※Kindle版はこちら。 |
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<内容紹介より> 「Tarzan」(マガジンハウス)の好評連載「Mind Science」(2014年9月11日発売号~2014年11月27日発売号)に大幅加筆! 柔道の地方大会1回戦敗退で一念発起。独学でメンタルトレーニングを学び実践し、全日本学生柔道大会で日本一になった著者は、心の力の重要性を痛感。その後、故ルー・タイスの認知科学に基づくコーチングを正式に学び活躍の幅を各方面に広げた。コーチングとはどんなものか。どのように実践されるのか。超一流アスリートのパフォーマンスに潜むメカニズムとは。そして、それがどのように我々のゴール達成に役立つものなのか。身を以て実践してきた著者だからこそ書ける!あなたのゴールの達成法。 <「BOOK」データベースより> アメリカ発の学生・アスリート向け教育プログラムを公教育に普及させ、企業やプロスポーツ選手・指導者、教員等のコンサルタント・パーソナルコーチとして活躍する著者が、認知科学に基づくコーチングを人生に応用する方法を伝授する。一流アスリートはどうやってゴールを設定し実現しているか? |