小澤 勝也(オザワ カツヤ)
現 職
株式会社ヤサカ 代表取締役社長
略 歴
千葉県出身 |
折箱製造業の二代目として生を受け、10歳の時に父のあとを継ぎ、社長となることを決意、プレッシャーと闘う日々が始まる。大学卒業後、他社で丁稚奉公。 |
1991年4月、創業者である父の後継者として26歳で同社に入社。専務取締役として、最初の5年間で売上を1.5倍に伸ばすが、その後の5年間でピーク時の半分以下まで売上を落とし、さらなるトラブルも発生。経営手法の間違いにより倒産の危機に直面する。そこから従来の「戦う経営」スタイルを大転換。「まずは人ありき」を掲げて、関わる人の幸せに貢献するというスタンスで、「会議なし、ノルマなし、売り込みなし」という経営スタイルを実現。 |
2001年に代表取締役に就任。パート社員も含めて、約140名の従業員が物心両面での幸せと豊かさを実現できるような会社経営を目指し、試行錯誤しながら改善改良していく実践過程が、いつしか「愛の経営」と呼ばれるようになる。業績はU字回復し、一社単独の年間生産量は約2500万箱。折箱業界ではトップシェアと言われている。 |
2013年9月、講師として活動を開始。現在はほぼ会社に出社することなく、全国各地を飛び回り、同じような悩みを抱えている中小企業経営者の相談に応じたり、経営コンサルタントとして指導したり、愛の経営実践塾や講演やセミナー活動も積極的に行っている。 |
専門分野
会社経営 (人・モノ・金を”関係性”からアプローチ)
主な講演テーマ例と概要
◆「戦う経営」から「愛の経営」へ【概論】 |
二代目社長として会社を継ぎ、5年間で1.5倍に売上を伸ばしたものの、翌5年で半分以下の倒産の危機に見舞われたことで、 経営方針を大転換。拡大思考・業務重視という「戦う経営」から継続思考・人財重視のスタイルへ。会社は物心両面を豊かにする場へと変貌をとげ、一社単独の年間生産量では業界トップシェアを実現。その経営スタイルをいつしか「愛の経営」と称されるようになっていきました。言葉を変えることから「意識」を用いる先進的な方法まで、業績に繋がったと実証されたこれからの時代の最先端経営手腕と大原則を、現場で生かせる様にお伝えします。 |
◆「経営マインド」×「現場」×「数字」のバランスを仕組み化する「愛の経営」【経営論】 |
ビジネス自己啓発書や人生哲学、成功法則系、経営論など、経営者の意識や覚悟、普段の立ち居振る舞いの重要性は数々のところで説かれています。実際に、経営していくときには、それらによって培われた「経営マインド」を「現場」で実践し「現場」の改善から「業績」に繋がることが大切です。「愛の経営」は、「経営マインド」「現場」「数字」の3つをバランス良く構築していくことで成り立ちます。どこに優位性のある会社なのか現状認識を行い、それらを一つ一つ仕組み化していくための具体論をお伝えしていきます。 |
◆倒産危機から業界No.1にU字回復を実現させた現場の構造改革術【組織論・現場】 |
倒産の危機に見舞われた時、全ての構造を真逆に転換する覚悟を決めました。”仕事”を基盤にしたピラミッド型の縦組織から”人ありき”の経営スタイルに大転換。組織を①相互連携のチーム組織、②逆ピラミッド型の縦組織、そして、③一部縦組織を活かした球体組織へ進化させてきました。スムーズに施す組織改革法と、業績に結びついた現場レベルの具体策をお伝えします。 |
・従業員が幸せに働く組織構造改革 ・苦手な営業先から仕事を頂く営業マンの教育と人員配置 ・1つでも多く良品を作るための現場改革 ・不良品を減らした工場の張り紙 ・利益率をUPさせた笑顔と言葉 ・怒っている姿に笑ってしまう制服 など |
◆業績が実証された経営者(リーダー)マインドの作り方【経営者マインド】 |
会社の雰囲気を作るのは社長の責任です。会社の中にいても、いなくても、その会社の雰囲気を作っているのはまぎれもない代表者。つまり、自然と業績が作られていく場作りが経営者にとって最も重要な仕事となります。15年の会社経営の中で経営者の意識と業績に関係があると実証してきました。愛の経営の4大原則と共に経営者マインドと業績の関連をお伝えしながら、「わかってはいるけれど、変えられない」という感情面も含めて、経営者マインドの作り方をお伝えします。 |
主な実績
▼講演・セミナーなど(2015年9月時点)
・経営者向け講演 35回
・愛の経営実践塾 5期20回
▼書籍「二代目になると、自分で決めて生まれてきました」掲載実績
・月刊誌『商業界9月号』の書評欄【商人の本棚】掲載
・明治安田生命法人向け情報誌『MY経営情報』掲載
・書店「読書のすすめ」書評及び取扱掲載
お客様の感想
☆愛の経営は、私の根幹ですので、大事に取り組んでいきたいと思います。(運送会社経営・T様) |
☆実体験に基づいたお話なので、やっぱり説得力が違いますね。お話を聴いてつくづく、これは経営の王道だと思いました。(建築会社経営・A様) |
☆「愛の経営」実践塾では、本当にありがとうございました。おかげ様で、毎日気持ち良くたのしく仕事が出来ています。これから、もっと人を信頼して 、もう少し仕事を任せていくことに意識を持って行きたいと思っています。まだまだ、腹の座りが甘いですが(笑)、以前から比べると、自分の成長を感じられることが多くあり 、また、スタッフさん達の仕事ぶりも 楽しそうで 嬉しく思います。(レストラン経営・T様) |
主な著書
『二代目になると、自分で決めて生まれてきました 意識と覚悟の「愛の経営」~』 日本一の折箱製造会社 二代目社長 小澤勝也 (発行所:IMAJIN-BOOKS 販売:サンクチュアリ出版 2015/7) |
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<「BOOK」データベースより> ノルマなし!売り込みなし!会議なし!社長不在で業界トップクラス!「戦う経営」から「愛の経営」へ。 世襲経営、「成幸」の秘訣! |