北澤 豪(キタザワ ツヨシ)
現 職
財団法人日本サッカー協会理事、日本フットサルリーグCOO補佐、サッカー解説者
<兼任>
JICAオフィシャルサポーター、日本スポーツマスターズシンボルメンバー
STAND UP TAKE ACTION キャンペーンサポーター
SPORTS JAPAN アンバサダー
IBUSA ブラインドサッカーアジア選手権大会アンバサダー
國學院大學客員教授 他、多数。
略 歴
1968年東京都町田市生まれ。小1よりサッカーをはじめ、中学時代は読売サッカークラブ・ジュニアユースに所属。修徳高校卒業後、1987年本田技研へ入社。海外へのサッカー留学、日本代表初選出を経て、1991年読売クラブ(現東京ヴェルディ)へ。日本代表として多数の国際試合で活躍し(J1リーグ戦264試合、日本代表国際Aマッチ59試合)、2003年現役を引退。その後は社会貢献活動にも積極的に取り組み、サッカーを通じて世界の子ども達を支援できる環境作りを目指している。
現在、日本テレビ系、「NEWS ZERO」、「シューイチ」、NHK「やさいの時間」等に出演中。また(財)日本サッカー協会では理事としてだけでなく、国際委員、広報委員、フットサル委員としても活動している。
JICAオフィシャルサポーターとして、サッカーのさらなる発展・普及に向けて活動している。『FOOTBALL COMMUNICATION ACADEMY/サッカースクールFOOT』を自ら主宰し、世田谷区内の子ども達の基礎体力向上事業である『世田谷フットボールアカデミー』の総合監督として、子どもの心と体の育成に尽力中。
2015年現在、全国40都道府県、3万5千人の子ども達とサッカーを通してふれあい、世界20ヶ国、5,000人の途上国の子ども達とも交流を深めている。この活動は「世界平和」と「日本のワールドカップ優勝」につながる一歩たと信じている。
本田技研(1987~1991年)/読売クラブ・東京ヴェルディ(1991年~2003年)/
INAS-FID 世界サッカー選手権大会(知的障害者による世界大会)
日本代表チームテクニカルアドバイザー(2002年)/町田市民栄誉賞受賞者
主な成績
■日本リーグ 90-91シーズン 得点王
■Jリーグ 通算265試合41得点、94 シーズン ベストイレブン、03 Jリーグ功労賞
■日本代表 通算59試合3得点
専門分野
子育て、リーダーシップ、勝者のメンタル、組織の動かし方、スポーツを通した人づくり・街づくり
モチベーションアップ、自己分析、海外途上国支援、復興支援
主な講演テーマ例と概要
◆リーダーシップ |
個人がチームのためにどのように貢献できるのか、個人が動きやすくなるためのリーダーシップについてキャプテンを務めたヴェルディ時代の話しを交えて語ります。 |
◆スポーツを通したひとづくり・街づくり |
ボール一つで誰ともで仲良くなれる。スポーツは言葉のいらないコミュニケションツール。海外での支援活動で現地の子ども達との心と心で触れ合ったエピソードを交えながら語ります。 |
◆モチベーションアップ |
努力することの大切さ、自信を持つために必要な事。困難を乗り越える為には立ちかえれる場所を作っておく事が必要である。W杯直前のメンバー落ちの話のエピソードを入れながら語ります。 |
◆自己分析 |
決して順風満帆ではなかったサッカー人生。子どもの時から続けているサッカーノート。自分の足りない部分を確認し、常に目標と現在値の距離を測りながら歩んできたエピソードを交えて語ります。 |
◆勝者のメンタル |
プロとは自分の掲げた目標に向け、いつ何時どんなことがあってもブレることなく進める人。プロの評価は「結果を出すことが大前提」にあり、厳しさを背負って目標をみており、自ら問題を発見し解決していく経営者と同じです。物事への取り組み方をプロとして在り続けた自身の経験をもとに語ります。 |
主な研修テーマ例と概要
◆自己分析 |
自分の強み、弱みを知る事の大切さ。限られた時間の中で結果を出す為に、何でも受け入れる姿勢でありながらもアピールどころ、勝負どころを感じる事で自分のポジションを確立していく事の大切さを伝えます。 |
◆スポーツを通した人づくり・街づくり |
東京オリンピック・パラリンピックの話を絡め、地域スポーツ施設・団体の役割として、積極的な姿勢で地域の人々を巻き込み、コミュニティーとして発信者となるべきであると考えています。海外のスポーツクラブとの違いを例にあげながら語ります。 |
◆子育て |
サッカー人生の中で節目節目に両親にかけてもらった言葉、そして自身3人の子どもを育てている父親として、子どもとの距離感、立ち位置、環境の整え方について語ります。自ら主宰のサッカースクールでの子ども達との触れ合い、世界20ヶ国、5,000人以上の子ども達とのサッカーを通じた触れ合いなどのエピソードも交えます。 |
講演にご参加者されたかたの感想
・聴講者をステージに上げたり、講演台を離れて観客席へ降りてきたり、距離を近くとろうとする姿勢がよい。
・話の内容が、誰でもどこでも取り入れられる要素が多くあり、すぐに実践しやすい。
・普通の人にはできない経験をしてきながら困難を乗り越えてきた人なので、真実味がある。
主な著書
■『父親というポジション』 (中央公論新社 2014/7) | |
<出版社コメント> 三人の子どもの父として、またサッカースクールのコーチとして、子どもにとって真に必要な生きる力とは何かを考える。選手時代の経験を交え、自身の子育てについても率直に綴る。 |
■DVDブック『親子で上手くなろう 北澤豪の「サッカーの教え方 教えます」』 (小学館 2010/6) |
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<出版社コメント> 良いプレー、悪いプレーを本とDVDで解説! 競技人口で少年野球を抜き、子供にとって最もポピュラーな習い事となったサッカー。公園などでも練習を頑張る親子を見かけますが、すべてのお父さんが経験者であるはずもありません。本書は、サッカーが苦手だという親と子に、北澤豪がわかりやすく実践ワザを指南する「ガイドブック&DVD」です。目指すべき理想プレーだけでなく、写真・イラストを多用して「失敗例」も挙げて示すので、サッカー経験のない親でも具体的で適切な指導ができるようになります。また、日本だけでなく、NGO活動を通じて恵まれない国や地域でのサッカー指導を通して北澤さんが感じた、「サッカーとともに成長する生き方」も実話をまじえて紹介していきます。 |
■『サッカーが子どものこころを育てる ~グランドでできる子育て』 (実業之日本社 2009/8) |
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<内容> 本書は、サッカーを通して自分を知り、成長してきたという著者自身の経験をもとに、子どもの感性、想像力、行動力を飛躍的にのばすための一冊。子どもがのびのびと心を育むために大人はどう接したらよいか、どう声をかけたらよいかなど、具体的なアドバイスも紹介しています。子どもが「何事にも夢中になれない」「自信をもって行動できない」「失敗するとすぐめげてしまう」などと悩む、サッカー少年・少女をもつお父さん、お母さん、全国のサッカーコーチにとって、家庭やグラウンドで役立つヒントが満載です。元プロサッカー選手として、父親として、指導者として、子どものサポーターとして、一人のサッカー小僧として、北澤豪氏がサッカーのすばらしさを語る。親子のコミュニケーション力を育むための必読の書! 教育学者・汐見稔幸氏との特別対談も収録。 |