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田中 康夫

田中 康夫(タナカ ヤスオ)

現 職

作家

経 歴

<略歴>
昭和31年(1956年)東京都武蔵野市生まれ。
1976年一橋大学法学部入学。在学中に処女作「なんとなく、クリスタル」で昭和55年度文藝賞受章。選考委員の江藤淳、野間宏の両氏から激賞され、100万部を超えるベストセラーに。同年下半期の芥川賞候補。95年、阪神・淡路大震災発生4日後から50ccバイクに跨がり、ボランティア活動を2年近く継続。98年「神戸空港・住民投票の会」代表世話人。2000年~06年長野県知事(2期6年)。1日の利息の支払いだけで約1億3千万円と全国ワースト2位だった県財政を、全国47都道府県で唯一、6年連続で借金=起債残高を減少させ、基礎的財政収支=プライマリーバランスも7年度連続で黒字化を達成する。その他数多くの政策を実現する。
07年~09年参議院議員(全国比例)。新党日本代表として45万余票の個人票と併せて177万余票を獲得。
09年~12年衆議院議員(兵庫県第8区=尼崎市)。
両院では予算委員会、国土交通委員会、財務金融委員会等に所属。本会議での代表質問に計6回登壇。予算委員会での質疑は計22回に及ぶ。現在、作家として様々なメディアで活動。
2014年11月には「33年後のなんとなく、クリスタル」(河出書房新社)を出版。
<経歴>
1956年 東京都武蔵野市生まれ。
信州大学教授だった父親、母親、妹、大阪の修道町で生まれ育った祖母と共に、小学2年から高校卒業まで長野県で過ごす。県立松本深志高等学校卒業。
1976年 1浪の後、一橋大学法学部入学。
在学中に処女作「なんとなく、クリスタル」で昭和55年度文藝賞受章。選考委員の江藤淳、野間宏の両氏から激賞され、100万部を超えるベストセラーに。同年下半期の芥川賞候補。
著述業の傍らTV「笑っていいとも!」「新伍のお待ちどうさま」「平成教育委員会」、ラジオ「アクセス」「さてはトコトン菊水丸」等にレギュラー出演。
阪神・淡路大震災発生4日後から50ccバイクに跨がり、ボランティア活動を2年近く継続。98年「神戸空港・住民投票の会」代表世話人。
2000年~06年長野県知事(2期6年)。1日の利息の支払いだけで約1億3千万円と全国ワースト2位だった県財政を、全国47都道府県で唯一、6年連続で借金=起債残高を減少させ、基礎的財政収支=プライマリーバランスも7年度連続で黒字化を達成する。
財政健全化を進める一方、入札制度改革、外郭団体統廃合等で生まれた原資を用い、小学校30人学級を全国で最初に全学年で実施する。
人が人のお世話をして初めて成り立つ福祉・医療・教育・観光こそは21世紀型の新しい労働集約的産業として確かな地域雇用を生むとの信念に基づき、高齢者・障害者の福祉を充実させると共に、“老保一元化”の発想で商店街や住宅地の空き家を改修し、お年寄りのデイサービスと就学前の乳幼児保育を一つ屋根の下で行う「宅幼老所」を300カ所以上開設。
地域密着型公共事業として護岸補修や森林整備を進めると共に、地域の間伐材を活用して鋼鉄製と同じ安全強度認定を受けた“環境に優しい”木製ガードレールを県内各地に設置。ソムリエの田崎真也氏らを起用し、ワイン・日本酒・米を始めとする農産品の基準を明確化する「長野県原産地呼称管理制度」を創設。
07年~09年参議院議員(全国比例)。新党日本代表として45万余票の個人票と併せて177万余票を獲得。
09年~12年衆議院議員(兵庫県第8区=尼崎市)。
両院では予算委員会、国土交通委員会、財務金融委員会等に所属。本会議での代表質問に計6回登壇。
予算委員会での質疑は計22回に及ぶ。
知事時代に県の独自予算で実行した宅幼老所、木製ガードレールの2事業も、国としての予算化を実現させる。
現在、作家として様々なメディアで活動中。

主な講演テーマ例と概要

「誰そ彼」時から「彼は誰」時へ~『33年後のなんとなく、クリスタル』を執筆して
1981年に出版された『なんとなく、クリスタル』の巻末に出生率と高齢化率の予測数値が掲載されていたことは、その当時ほとんど知られていなかった。今回出版した『33年後のなんとなく、クリスタル』に載せたデータでは、65歳以上人口が「超高齢化社会」の21%を超えて、現在は25%となっている。量の拡大から質の充実が今求められているのです。「誰そ彼」というのは「たそがれ」で、夜明けは「彼は誰」である。しかし、江戸時代まで「彼は誰」は夜明けと日没の両方を指していた。空は同じように薄明るく、突然目をあけたらどちらなのかわからない。私たちは日本を「誰そ彼」時だと思い込んでいたが、実は「彼は誰」時、すなわち夜明けなのかもしれない。『33年後のなんとなく、クリスタル』の最後で、「微力だけど無力じゃない」 「ささやかだけど、確かなこと」 「出来る時に出来る事を出来る人が出来る場で出来る限り」と述べている。一人一人がステイブルな意識と意欲を持ち、そしてたそがれだと思っていたことが夜明けになるように、私たちの選択を変えていくことが今の日本に求められている。
しなやかな改革~公益資本主義としての富国裕民
欧米型の株主資本主義でも中国型の国家資本主義でもない、第三の道は果たしてどこにあるのだろうか。利益を求める経済を利用しながらコミュニティに根ざしたものが、どのような形で再生できるのか。今こそ、机上の空論でない公益資本主義が求められている。

主な実績

<テレビ・ラジオ出演>
 TOKYO MX「モーニングCROSS」
 TOKYO MX「バラいろダンディー」
 TOKYO MX「5時に夢中」
 BSジャパン「アジアンタイムズ」
 ANB「Qさま」
 フジテレビ「笑っていいとも グランドフィナーレ」
 TBSラジオ「生島ヒロシおはよう一直線」
 TBSラジオ「爆笑問題の日曜サンデー」
 ニッポン放送「あなたとハッピー」

<連載>
 「33年後のなんとなく、クリスタル」(「文藝」)
 「その『物語』、の物語」(「週刊SPA!」)
 「憂国呆談」 浅田彰・京都造形芸術大学大学院教授との連載対談(月刊誌「ソトコト」)
 「田中康夫の新ニッポン論」(月刊「VERDAD」)

主な著書

<小説>
『33年後のなんとなく、クリスタル』単行本(河出書房新社 2014/11)
 ※Kindle版はこちら
『サースティ』文庫(河出書房新社 1992/7)
『昔みたい』文庫(新潮社 1989/8)
『なんとなく、クリスタル』 (新潮社 1985/12)
『ブリリアントな午後』文庫(河出書房新社 1991/1)
『ブリリアントな午後』文庫(新潮社 1986/3)
■『ブリリアントな午後』単行本(河出書房新社 1982/5)
等、多数あり。
<社会評論>
『たまらなく、アーベイン』(河出書房新社 2015/5)
『ファディッシュ考現学』(新潮社 1988/12)
『ニッポン解散 続・憂国呆談』( 2005/9)
『憂国呆談』(ダイヤモンド社 1999/7)
『神戸震災日記』(新潮社 1996/1)
『日本を』(講談社 2006/6)
『一炊の夢』(扶桑社 2002/7)
『田中康夫主義』(ダイヤモンド社 2001/4)
『全日空は病んでいる-“ザ・ファースト・チョイス”の勘違い』(ダイヤモンド社 1997/6)
『田中康夫が訊く 食の極み』(光文社 2003/11)
等、多数あり。
<訳著>
『ムーンウォーク マイケル・ジャクソン自伝』(CBS・ソニー 2009/11)