西岡 郁夫(ニシオカ イクオ)
現職
株式会社イノベーション研究所 代表取締役社長
西岡塾塾長
講演テーマ例と概要
■「ビジネスモデル・イノベーション」 |
イノベーションは日本企業が金科玉条のごとくに口を揃える合言葉だが、 イノベーションは技術革新だけではない。どの市場に何を作って幾らでどう売るのか。 日本企業が苦手なビジネスモデルのイノベーションのあるべき姿を 大企業からニッチトップの中小企業まで、分かり易い多くの事例で考える。 |
■「グローバル化の本質」 |
日本ほどグローバル化という言葉をこれほど多用する国は少ない。 グローバル化という言葉の本当の意味とその中での身の処し方に関して、 シャープ、インテルジャパンでの経験をもとに企業と個人の観点から取組みと意識改革を考える。 |
■「輝くミドルになるために~自己変革計画をつくろう~」 |
グローバル化で視界不良の昨今は仕事が上から落ちては来ない。 幹部でも視界不良は同じ事、現場からの積極的な提言が重要だ。 下からの提言を受け取れるミドル、幹部に積極的な提言が出来るミドルを目指して 今日変わるための処方箋。実行できそうに無いことでも果敢に提案できるミドルを目指して 「変革に必要な意識と行動」を考える。 |
■「強いリーダーシップと組織力」 |
リーダーシップは天賦の才能か後天的に育成できるのか。天賦の才能を極限まで 使えている人は極稀であり、夫々の最大値まで伸ばすために後天的な努力が必要である。 西岡塾では「磨かぬ天賦の才能より、磨き抜いた努力の成果が勝つ」と後進のリーダーシップ 育成に取り組んでいる。業績向上のために立ち上がる言い出しっぺ「First Penguin」と その後を追って直ちに立ち上がるフォロワー「Second Penguin」が居るのか居ないのか、 彼らをどう活用するか。どのようにコミュニケーションをとっていけば強い組織をつくることが できるかを考える。 ※西岡氏自身、シャープ入社直後、新入社員のときに上司を説得し、 回路の設計にコンピュータを活用する研究をスタートさせ、その実用化に成功して 同社にコンピュータ利用技術を確立。この功績で大阪大学より工学博士を取得するとともに、 同社のCADセンター初代所長、コンピュータ・システム研究所を設立して初代所長、 コンピュータ事業部長などを歴任した経歴をもつ。この経験談からも実利的な話をする。 |
■「儲けるためのIT活用法」 |
高価なITシステムを道具にするか無用の長物にするかの鍵は経営者の力量にある。 池波正太郎の『鬼平犯科帳』の「鬼平」こと火付盗賊改方長官長谷川平蔵こそが 情報使いの達人だと言い切る話に現代のIT活用の原点を問う。 |
※講演は上記内容だけではなく、主催者様のご希望をお伺いの上、話の組み立てをいたします。
主な実績
【講演】 |
明治安田生命保険相互会社、野村不動産株式会社住宅カンパニー、日揮情報システム株式会社、 日経新聞主催ITセミナー、SFC FORUM、慶應義塾大学、企業、経営者団体 など多数実績あり。 |
「経営戦略のための情報化活用セミナー」 「2003KANSAI」 「骨太のベンチャーを育てるために」 「変化に適応するための情報投資とは」 「デジタル社会で企業と個人が勝ち抜く方法」 「産学官連携推進サミット」パネリスト参加 |
経済産業省 日本経済新聞社 SFC FORUM 慶應義塾大学 日本経済新聞社 日本経済新聞社 日本国政府 |
【掲載】 |
「日経ネットビジネス」 「Forbes 日本版」 「日経ネットビジネス」 「日経コンピューター」 「日経ビジネス」 「Mobile Solution」 「週刊ダイヤモンド」 「日経ビジネス」 「リクルート“アントレ”」 「Mac People」 |
ネット時代の経営戦略 ITの先駆者 西岡郁夫の眼-ネットビジネス心得指南 直言進言、「ITでは直せない日本企業の“病根”」 “一刀両断”「鎖国的政策は日本の恥」 ユビキタス社会の行方 特集:10年後の大企業 IT道具箱 西岡郁夫ビジネス流儀 アップルへの提言 |
【主な著書】 |
・『パソコンやってますかぁ』(ダイヤモンド社) ・『ITに関心の無い経営幹部は今すぐ辞めなさい』(かんき出版) |
経歴
1943年 大阪生まれ。
1966年 大阪大学工学部通信工学科卒業。
1969年 大阪大学大学院工学研究科通信工学専攻修士課程修了。
シャープ株式会社入社。
1981年 工学博士(大阪大学)。
1992年 インテル株式会社副社長に就任。
1993年 同 代表取締役社長に就任。
1997年 同 代表取締役会長に就任。
1999年 4月退社。
モバイル・インターネットキャピタル株式会社を、NTTドコモなどとの共同出資
により設立し、代表取締役社長に就任。ベンチャーの経営指導に注力する。
2000年 日本の大企業のトップがベンチャーを支援するための組織として
「ベンチャーを支援するベテランの会」を設立。
2002年 ビジネスのプロフェッショナルを育てるための
「丸の内ビジネスアカデミー@MBA」を設立し、塾長となる。
2007年 株式会社イノベーション研究所設立。代表取締役社長、西岡塾塾長に就任。
2010年 モバイル・インターネットキャピタル株式会社代表取締役社長を退任。
現在、同社チームテクノロジーアドバイザー。
株式会社イノベーション研究所代表取締役社長 西岡塾塾長に専念。
<歴任>
ITコーディネーター協会 理事・業務開発・広報委員長
企業家を顕彰するためのプログラム審査委員長
文部科学技術研究基幹部会産学官連携推進委員
文部科学省大学発ベンチャー創造プロジェクト IT部門プログラムオフィサー
大阪大学大学院客員教授
兵庫県立大学などの客員教授
◆丸の内西岡塾とは |
「死んだ魚のような目をした大企業のミドルたちを叩き起こす」ことを念頭にした私塾。 「イノベーション」、「グローバル化」時代のミドル世代に「リーダーシップ」、 「コミュニケーション力」、「マーケティング力」、「ブランド力」などの実践的教育を行っている。 |
塾規 第一条「自己変革の意欲なき者はされ」 第二条「雄弁は金、沈黙はクズ」 第三条「出過ぎた杭になれ」 の信条のもとに行われ、西岡塾の講師は、西岡氏のこの思いに賛同して集まる 各界のビジネス経験豊富な経営者たちで2004年からスタートし、 2013年12期を迎えている。 |