河合 純一(カワイ ジュンイチ)
現職
パラリンピック金メダリスト
一般社団法人日本身体障がい者水泳連盟会長
一般社団法人日本パラリンピアンズ協会会長
東京大学大学院教育学研究科バリアフリー教育開発研究センター協力研究員
<兼任>
アジアパラリンピック委員会選手委員会副委員長
アスリート委員会、東北福祉大学非常勤講師
主な講演テーマ例と概要
◆夢を追いかけて |
小学生などを対象として障害とは何かをわかりやすく説明すると同時に 困難に直面しても前向きに生きていこうとする意欲を高める話をします。 特に夢の見つけ方かなえ方を伝えることで、自分自身の日常生活に 変化をもたらします。 |
◆夢への努力は今しかない! |
中・高校生向け、障害に対する偏見に気づき、改めていく話をします。 また、中・高校時代の悩みに寄り添いながら、将来の夢を見つめ直す時間 とします。夢をかなえるための具体的な実践方法をアドバイスします。 |
◆壁の向こうに見えた夢 |
乗り越えられないのではと思う壁、生きていれば誰もが直面する様々な壁 |
◆見えないからこそ見えるものがある |
「本当に大切なものは目に見えない」という星の王子様の一説を手掛かりに、 目に見えなくて大切なものをみなさんと一緒になって考えていきます。 話を進めていく間に自然と障害というものの捉え方が変化してきます。 目からうろこの気づきを体感してください。 |
◆夢をかなえる環境整備 |
保護者向け。わが子の成長は親であれば嬉しいものです。 どうすれば、子供が自分で夢を見つけ、かなえられるようになっていくのかを 具体的な事例を挙げながら話します。 そして、我々大人自身が夢を持つことが大切なことなのだと気づくはずです。 |
研修テーマ例と概要
◆教育方法・子育て |
特別支援教育についての講話をきっかけとして、子供の見方、捉え方を伝授します。 全盲で公立中学校の教師をすることができた理由を語ることで本当の意味で見守る という意味に気づくことができます。そして、常に我々大人も子供の成長に即して 成長していかなければならないということに思いが至る研修です。 |
◆障がい理解と福祉 |
安易な目隠し体験ではなく、本当に視覚障碍者の立場、気持ちに近づく疑似体験を 実施することで障害に対する捉え方が変わってきます。障害という自分とは違う世界 のことのように捉えてしいまいがちなテーマですが、データに基づいて他人事ではない 自分事に課題を引き寄せることができます。 そうしていくことで、福祉の在り方を見つめ直すきっかけとなる研修です。 |
◆スポーツを通じた共生社会 |
簡単な視覚障碍者スポーツ体験などを通して、体感的に障害について気づくこと ができます。また、パラリンピックの歴史や現状を通して、これからの国内外が どのように変化していくかを展望し、自分たちに今何ができるかを考えるきっかけ となります。共に生きる共生へと変化していくカギを語り合います。 |
主な実績
<講演・研修>
2000年頃から講演依頼が入るようになり、年間20~50本ほど行っています。
テーマも対象も広く対応可能。また、教育委員会の指導主事時代には、教職員研修センターに
勤務したことから教職員の年次研修や各種研修プログラムの立案、実施に関わってきました。
ご参加者皆様のご感想
■企業研修・講演会
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主な経歴
1990年 15歳のとき全盲となる
1992年 バルセロナパラリンピック(銀2、胴3)
1996年 アトランタパラリンピック(金2、銀1、胴1)
1998年 早稲田大学教育学部卒業 舞阪中学校の教師着任
2000年 シドニーパラリンピック(金2、銀3)
2004年 アテネパラリンピック(金1、銀2、胴2)
2008年 静岡県総合教育センター指導主事に着任 北京パラリンピック(銀1、胴1)
2013年 ロンドンパラリンピック(二種目入賞 4位、6位)
主な著書
■『夢追いかけて―全盲の普通中学教師河合純一の教壇日記』 |
<内容 「BOOK」データベースより> 日本でただ一人の全盲の普通中学教師が150人の生徒と展開する感動の学校ドラマ。 <内容 「MARC」データベースより> 生徒一人一人の声を記録することから始まった教師生活。教科指導、成績評価、 水泳大会、生徒会選挙、家庭訪問など、夢に向かって挑戦を続ける普通中学教師と 生徒との学校生活と、心のふれあいを綴る。 |
■『生徒たちの金メダル―夢輝かせて』 (2001/8 ひくまの出版) |
<内容 「BOOK」データベースより> これは、全国ただ一人の全盲の普通中学教師河合純一が、2000年秋、シドニーの パラリンピック日本選手団主将として、また、ブラインド(視覚障害)の水泳アスリート として出場、数々の困難を乗り越え、バルセロナ、アトランタに続いて見事に金メダル に輝くまでの軌跡を綴った感動の記録である。純一先生は、生徒たちに励まされ、 生徒たちの熱い心と共に泳ぐことで「夢」を達成した涙の「金メダル物語」。 <内容 「MARC」データベースより> 全盲の普通中学教師が、生徒たちのエールを胸に、シドニーオリンピック日本選手団 主将として出場。病気などを乗り越えて、見事金メダルに輝くまでの涙と感動の記録。 |
■『ぼくが映画に出たあの夏の日のこと』 (2003/5 ひくまの出版) |
<内容「BOOK」データベースより> 全盲の金メダリスト・熱血中学教師、河合純一の半生を描く映画「夢追いかけて」に 本人出演。涙。笑い。感動の撮影日記。 <内容「MARC」データベースより> 全盲の金メダリストであり、普通中学教師である著者が、映画「夢追いかけて」に 本人役で出演した涙と笑いの撮影日記。映画出演を通して出演者や監督らとの 交流を通して自らの生き方を見つめる。 |
■『夢への努力は今しかない!全盲の金メダリストからの伝言』 (2004/12 新風舎) |