澤登 和夫(サワト カズオ)
現 職
株式会社ありがトン代表取締役
うつ専門カウンセラー (日本メンタルヘルス協会基礎心理カウンセラー)
睡眠健康指導士上級 (社団法人日本睡眠教育機構認定)
柏市男女共同参画推進審議会副委員長(2012年6月~)
経 歴
1974年3月29日生まれ、千葉県在住、早稲田大学政治経済学部出身。 |
2001年、27歳で結婚、大手船会社への出向と順風満帆の人生かと思いきや、過労などが原因で4か月でうつ病と診断され、以降5年半にわたり、山あり谷ありの生活。 |
2007年2月には、難病の潰瘍性大腸炎により大腸を全摘出。 |
心身ともに完全に乗り越えた後、「過去の自分と同じようにつらい思いをしている人の力になりたい」と、カウンセラーの道を進むことを決意。 |
現在では、年間約100名のうつで悩んでいる人や、うつを支える人と向き合っている。現代の「うつ蔓延社会」を「うつ円満社会」にすることが一生涯の使命。 |
カウンセリングのほか、企業のメンタルサポーター、講演・研修講師として活動している。多数メディアで活動が紹介されている人気の講師です。 |
主な活動
<講演・研修> |
自身の人生体験とカウンセリング体験をベースに、過去4年間で約10,000名の方にお話してきました。重いテーマであっても、毎回「ほんわか、あったか、なごやか」な場を主催者さん、お越しくださった皆さんと共につくりあげています。 |
<カウンセリング> |
年間約100名のうつで悩んでいる人や、うつの人をサポートしている人など、深く悩んでいる方と向き合いながら、うつを味方にする方法を一緒に考えています。休職中や失業中の方の社会復帰もサポートしています。対面カウンセリングが基本ですが、電話・skype相談も行っています。 |
<睡眠指導> |
「睡眠健康指導士上級」(社団法人日本睡眠教育機構認定・滋賀医科大学睡眠講座監修)として、睡眠指導に力を入れています。睡眠は人生の約1/3を占めとても大事な一生涯続くテーマです。睡眠の質を改善することで、生活習慣が改善され、人生が豊かになります。「誰にでもできて」「わかりやすくて」「簡単にできる」睡眠法を、個別指導や研修でお伝えしています。 |
主な講演・研修テーマ例
◆うつ円満セミナー ~うつを味方にする簡単なコツ |
○対象:企業・労働組合・自治体・医療機関・学校他 |
・講師のうつ体験談~人生を変えた一言 ・あなたの、うつうつ度チェック ・うつをプラスにしてしまう3つの方法 など |
◆あなたが大切な人にできる5つのこと |
○対象:企業(特に管理職)・自治体・福祉施設・学校他 |
・専門家ではないからこそできる、効果的なこと ・うつの人の見分け方・声のかけ方 ・「頑張れ」よりも使ったらいい言葉 など |
◆利益を生み出すメンタルヘルス |
○対象:企業(特に経営者・管理職)・労働組合・自治体他 |
・メンタルヘルスが今後の企業成長へのカギ ・うつ予防のヒントは、今の職場の中にある ・職場復帰には、正しい順序がある など |
◆夜はぐっすり、昼間もすっきり「睡眠教室」 |
○対象:企業(特に一般社員)・自治体・福祉施設・学校他 |
・忙しい人こそ効果的、質を高める睡眠法 ・学力UP、美容、肥満にも睡眠が直結 ・睡眠快適チェックシート25箇条 など |
◆魔法の言葉「ありがトン」で、人生もっとうまくいく! |
○対象:企業・自治体・民間団体・福祉施設・学校他 |
・「ありがトン」の秘密 ・感謝体質に変えれば人生が変わる ・「ありがトン王様ゲーム」 など |
◆命と心の講演会 ~私がどん底を乗り越えた方法 |
○対象:企業・自治体・福祉施設・医療関係・学校他 |
・うつ病、難病、そしてマンションの最上階から。。。 ・私の命を救った3つのつながり ・うつは人生の宝物だった など |
◆自殺対策シンポジウム |
○対象:自治体・民間団体・福祉施設・医療関係他 |
・体験談「私はなぜ、飛び降りたのだろう」 ・「死にたい」という人と日々向き合って感じること ・自殺対策で外せない3つのポイント など |
◆「想いを形に」小冊子作成講座 |
○対象:企業・民間団体・福祉施設・医療関係他 |
・「形」にすることで、自分が好きになる。 ・出版できた一番のポイントは小冊子を書いたこと ・小冊子作成は、最大のマーケティング戦略 など |
◆コミュニケーション講座 ◆モチベーションアップ講座 ◆ドリームプラン作成講座 ◆ほんとの「傾聴」講座 ◆コーチング・カウンセリング講座 ◆カウンセラー養成講座 など |
講演の特徴(参加者アンケートよりベスト5を抜粋)
1.わかりやすい ・医師の学術的な話より、体験談ベースでとてもわかりやすかった ・スライドがうまく作られていて、理解しやすい ・飽きることなく、2時間があっという間だった |
2.体験談がベースなので、心に残る ・飛び降りた体験から得た話は、彼しか話せない宝物 ・自分の体験と重なり、今後やりたいことが見えてきた ・体験談とノウハウのバランスが絶妙だった |
3.身近な人にできることが、たくさんわかった ・部下に何をすればいいか、的確なアドバイスを頂けた ・うつの人に接する不安が解消された ・「居場所」「味方」「存在価値」が大事だとわかった |
4.講師の雰囲気があったかくて癒された ・質問に親身に答えていた姿が印象的だった ・「ありがトンポーズ」で、笑顔になれた ・「さわとん」のキャラクターがかわいい |
5.生きていてよかった ・うつで不安だったが、がんばって来てよかった ・生きていくための希望が広がった ・親に感謝の言葉を伝えようと思った |
<主催者様の感想> |
NHKの放送を見て「この人の話なら、市民や民生委員など現場で活動している方にも伝わるのでは」と、思い切って連絡しました。それから澤登さんとは、講演までにメールと電話で打ち合わせを重ねました。「いつでも、気軽に連絡してください」という言葉どおり、何度も連絡させて頂きましたが、毎回丁寧に答えて頂いただけでなく、講演のテーマや内容も一緒に考えてくださいました。講演会で初めてお会いしましたが、初めての気がしませんでした。当日も、市民の方がお話しやすい環境を一緒に考えてくださり、時間をこえても質問に丁寧にお答えいただきました。 (市町村保健センター自殺対策担当者様) |
毎回、メンタルヘルス研修を開催する際に、医師を含めどのような講師に来て頂くか悩むんですが、澤登さんの著書「ありがトン」を読んで、体験談に基づいた話をわかりやすく伝えてくれるだろうと思い、澤登さんを講師として管理職向けメンタルヘルス研修を行いました。弊社に2度も足を運んでいただき、こちらの意図をしっかり理解頂いた上で、研修案を提示して頂きました。研修は思った以上にわかりやすく、いつもはほとんどない質問が多く出たのが印象的でした。アンケート結果でも「ためになった」という数値が、いつにも増して高かったです。 (企業人事担当者様) |
主な講演実績
【企業関係】
株式会社船井総合研究所、イトーヨーカドー労働組合、アステラス製薬労働組合、丸八真綿株式会社、株式会社アントレプレナーセンター、株式会社ビジネス・インフォメーション・テクノロジー、ラックホールディングス株式会社、東京グラフィックサービス工業会、株式会社おいしいハート、有限会社てっぺん、こくしゅ塾グループ、虎ノ門カイロプラクティック院、千葉県中小企業団体中央会、商工会議所、日本青年会議所、中小企業家同友会、倫理法人会 ほか、多数。
【自治体】
三重県庁、三重県亀山市、長野県千曲市、鳥取県倉吉市、鳥取県日南町、鳥取県三朝町、鳥取県琴浦町、鳥取県湯梨浜町、鳥取県鳥取市、島根県雲南市、宮城県遠野市、秋田県秋田市、広島県廿日市市 ほか、多数。
【学校・医療・福祉関係】
千葉県大学就職指導会、早稲田大学、川村学園女子大学、國學院大学、国立高等専門学校機構、埼玉福祉専門学校、神奈川県立学校保健会、静岡SBS学苑、NPO法人政策学校一新塾、社会起業大学、高橋歯科医院、宇田川歯科医院、いとう眼科、全国の高等学校、小中学校、保育園、幼稚園、 ほか、多数
【民間団体】
NPO法人白浜レスキューネットワーク、NPO法人生活の発見会、NPO法人Nプロジェクトひと・みち・まち(富山県自殺対策推進民間団体等支援事業)、NPO法人自立生活センターくれぱす、NPO法人読書普及教会チーム山形、社会保険労務士新潟なじらねぇ勉強会、石川県社会保険労務士会SR研究会21、自死遺族分かち合い越後逢うる、プライマリークラブ、ほんわか寺子屋、チーム幸せ堂 ほか 多数
主なメディア実績
<主なテレビ放映>
・2009年10月 3日 NHK「おはよう日本」
・2009年10年14日 TV東京「生きるを伝える」
・2009年12月 1日 NHK「生活ほっとモーニング」
・2009年12月 4日 NHK「日本の、これから」(生放送)
・2010年10月 NHK首都圏ネットワーク(「ミドルエイジクライシス」)
・2011年1月 NHK首都圏ネットワーク(「ミドルエイジクライシス」)
・2011年5月 NHK「おはよう日本」
2009年12月NHK 討論番組 「日本の、これから」 |
2009年12月NHK 「生活ほっとモーニング」 |
2009年10月NHK 「おはよう日本」 |
<主な新聞・雑誌掲載>
【新聞】
・2009年 6月 7日 産経新聞「著者インタビュー」
・2009年 6月14日 東京新聞(中日新聞)1面コラム欄
・2009年 7月17日 日刊ゲンダイ「健康面」
・2009年 7月27日 毎日新聞「人・模・様」欄
・2009年 8月 4日 日本経済新聞「らいふプラス」欄
・2009年12月23日 毎日新聞「発信箱」欄
・2011年2月20日 朝日新聞「声」欄
・2011年7月10日 東京新聞(中日新聞)静岡版
・2011年8月23日 毎日新聞「特集ワイド」欄
2011年7月 東京(中日)新聞 |
2009年7月 日刊ゲンダイ |
2009年6月 産経新聞 |
【雑誌】
・2009年12月号 ゆほびか「うつ体験記」
・2010年 1月号 毎日フォーラム「自殺対策」ページ
主な著書
■『人生をやめたいと思ったとき読む本』(東洋経済新報社刊) 5年半のうつ病、大腸全摘出の苦しみから解放されるため、マンションの最上階から飛び降りた著者の奇跡の復活をベースに、人生をやめたいと思っている人へ「生きる力がわいてくる30のメッセージ」を書き記した。 |
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■『自殺者三万人を救え!“命”みんなで守る社会戦略』 (NHK出版刊/共著) 反響が大きかったNHKの特集「“命”みんなで守る」書き下ろし。自殺者が13年連続3万人を超えた現状で、いま、私たち、社会ができることを提言した本。自殺対策活動を行っている人の活動や、自殺未遂体験者の声が書かれています。 |
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■『ありがトン』(サンマーク出版刊) ※ニックネーム「さわとん」としての著書です。コミックエッセイ。 ぶたのキャラクターさわとんが、心身ともにどん底まで落ちるが、それを救ってくれた物語。私の実話を、悩んでいる人でも読みやすいようにコミックエッセイにしました。 |