本間 直人(ホンマ ナオト)
現 職
NPO国際ファシリテーション協会 理事
合資会社ホンマ・ドットコム 代表
情報工学修士
経 歴
1962年 東京都生まれ。
1987年 防衛大学校理工学専攻卒業。防衛庁航空自衛隊航空幕僚監部を経て、
防衛庁技術研究本部に防衛庁Ⅰ種採用技官・研究職として勤務。
水中音響、信号処理、人工知能応用の情報処理装置などの開発に従事。
情報処理・信号処理系の特許を取得。
1995年 九州工業大学大学院博士前期課程修了、情報工学修士。
2001年 同博士後期課程単位取得退学。本間技研を設立。
人工知能、情報検索、コミュニケーション技術系提案型コンサルタントとして活動。
現在 合資会社ホンマ・ドットコム 代表、
NPO法人 国際ファシリテーション協会 理事、
NPO法人 学習学協会 理事・主席研究員、
NPO法人 日本コーチ協会会員、
有限会社クライシス・インテリジェンス 顧問。
また、年間150回超の企業研修、講演を実施。
技術系、官公庁系、医療系、研究系など研修対象者の専門分野にあわせて
カスタマイズする研修が定評。
専門分野
コミュニケーション、コーチング、ファシリテーション、ロジカル・シンキング、
創造的問題解決支援講座など。
主な講演テーマ例
【コミュニケーション】 |
●「コミュニケーション–貴方の想い、伝わっていますか?–」 |
伝えたいのは想い、イメージですが、伝わっているのは”言葉”の表面だったりします。 ノンバーバル・コミュニケーションもふくめ、コミュニケーション全般を見つめなおします。 |
●「技術者系コーチング」 |
職人肌など、口下手な技術者でもグループで成果を求められるようになってきました。いかに円滑なコミュニケーションをとり、部下、上司、相手の能力を最大限活かし、衆知を集めて、物づくりの喜びなど、成果をいかにあげるか?。企業や組織の管理職にとって、部下の素質を見抜き、適切にモーティベートするためのコミュニケーションスキルが必要です。指示待ち族と呼ばれる世代に対して、効果的な指導力を発揮するためのコミュニケーションのポイントを紹介します。営業系、医療看護系に特化したプログラムもあります。ビジネスコーチングとしても可能です。 |
●「ワークショップ“開拓力と自発性と価値観と。”」 |
組織活性化のため、コーチングや目標管理など、いろいろな手法が近年導入されています。でも、“手法=スキル”で問題は解決するのでしょうか?貴方の想いは相手に伝わっていますか?一緒に、協働できていますか?喜びはありますか?このワークショップではスキルの前提となる原点、メタスキルに立ち返って、コミュニケーションや自発性を考えます。 |
●「プレゼンテーション」 |
PPTの作り方、話し方、ロジカルシンキング等”やり方”をいくら学んでも、伝わらない。そんなプレゼンテーションでのお悩みはないでしょうか?本講座では、どうすれば、相手の琴線に響けるか?メタスキルに戻って、”考えて提案できる力”を参加型研修で養います。 |
●「袋小路脱出~会議が煮詰まった時~」 |
ビジネスの世界にいる人にとって、最も「実りのない時間」とされているのが会議です。もそも何のために会議を行なうのか、どのようにプロデュースしたら効果があがり、充実感が得られるのか、会議企画・運営のツボをおさえます。会議がうまくしきれる人は、マネジメント能力がある証拠。経営能力一般の向上にもつながります。ファシリテーターは中立、調整だけが任務ではない、”第3の道”の可能性を探ります。 |
●「対人交渉力UPセミナー」 |
顧客、関係先、部下、上司などを力技で論破説得するのではなく、一緒に喜びのある未来を目指すために、何が出来るか、“柔よく剛を制す”を人間関係のコミュニケーションで実現することをワークショップ形式で体験していきます。 |
●「匠をつたえる。–技術系後継者の育成 –」 |
自分達で、学んで分野を切り開いてきた先駆的”上司”と、学校で教わって育てられてきた”部下”。世代間ギャップもある中、いかにしてコミュニケーションを充実し、技術を伝えて持続的発展ができるようにするか?一緒に体験するプログラムです。技術、開発、企画系など限定です。 |
●「The Next.–2代目後継者のためのコミュニケション–」 |
創業者の血縁などで、突然、幹部待遇として呼び戻された後継者、2代目。新しい業務について経験も知識もない自分。べテランで、現場に精通したスタッフ。年上でプライドも高いスタッフ。自分にとってやりたい仕事。後継すべき仕事。創業者との比較の目。よそ目からみれば恵まれているともいえるため、相談相手も選択に悩む。そんな2代目、後継者が元気になって、今の日本を支えながら、自らのオリジナルも出していくにはどうしたらいいか?スタッフとのコミュニケーション。現業を守る。自分の夢。などのいくつかの柱をもとに考えるプログラムです。 |
【組織活性】 |
●「組織活性化研修」 |
”役員、マネージャーに新規になった方”向けの研修です。自分の役職の後継者に自分のやってきた業務、責務がうまく伝わらない、世代間での組織継承による分掌をいかに引き継ぐか?権限委譲と業務分掌、適材適所、判断力と認識力の基礎、個性と共通する基礎などを通じて、階層型組織のコミュニケーション全般を見つめなおし、その継承を通じ、組織活性化を図る礎を築くこと、組織戦略を築くこと、を目的とした参加型プログラムです。 |
●「プロジェクトマネージャーのためのプロジェクト・ファシリテーション ~共に喜びある未来のために~」 |
PM、線表管理、品質管理、工程管理などボトルネックの発見はコンピュータでもします。管理だけでは動かない、人間の能力発揮、自発性発揮について、プロジェクトマネージャーのヒューマンスキルの育成をめざして、行う研修です。本講座ではファシリテーションを”グループの可能性を最大限に発揮する力”としてとらえ、アイスブレイクなど発言しやすさ、人間関係だけでなく、信頼関係、協働関係をテーマに”強い組織”を作るためにできることを学んでいきます。協働活動のループをまわして、喜びのスパイラルをいかに上昇させるか?を参加型ワークショップで探ります。NPO国際ファシリテーション協会の手法も活用します。 |
●「場作りのファシリテーション」 |
ファシリテーションというと、会議で思うように進行し、特定の解に導く方法と思っておられる方がいます。説得や誘導、議事進行の技術ではありません。本講座では”グループの可能性を最大限に発揮する力”としてとらえ、個別コミュニケーションなども話題に上げながら、いかにして衆知をあつめて、組織活性化をはかるか?活動のループをまわして、喜びのスパイラルをいかに上昇させるか?を参加型WSで探ります。NPO国際ファシリテーション協会の手法を活用します。 |
【リーダーシップ】 |
●「キャプテンシップ(R)」 |
多くの会社にみられるように、フラット化した組織ではリーダーを育てる新しい仕組みや研修が必要不可欠です。その要請に答えるひとつのヒントが「キャプテンシップ」。「キャプテンシップ」とは、現場で自ら動くプレーヤーとしてのリーダーシップ。係長・主任クラスの若手リーダーのための、リーダーのあり方やリーダーシップの磨き方を、コミュニケーション・職務遂行能力・対人影響力・協調性・積極性・独立心・先導力などの7つの視点から見直し強化を図ります。プレイングマネージャー向けにもカスタマイズできます。 |
●「デパートなどの現場教育でのリーダー養成」 |
メーカーなどからの出向の店員、契約社員などをいかにチームとして組織化し、成果を挙げていくか?店頭での正社員の悩みどころです。自分より専門知識も深い派遣社員、会話がかみ合わない新人、接客のおもてなしの心が理解できてるか微妙なスタッフ、文字に書いた資料だけで伝わるものでもないかもしれません。お客様からみて、一人一人がお店の顔という理解。信用。いかに伝え、コミュニケーションを活性化し、チームとしてその可能性を生かしていくか?その伝え方を考えるプログラムです。シームレスなチームつくりをめざし、体験して、職場で実践する基礎とします。 |
【意識改革】 |
●「創造性現状打破思考開発&独創性開発研修」 |
”奇襲戦法が専門”と公言する講師が、物事の本質をいかに捉えるか?当たり前の日常で見落としているものを再認識できる能力を高めることで、先見性、独創性を高め、従来とは異なった新しい局面を切り開く、パラダイムシフトを引き起こすような能力の向上を図ります。公務員研修等で、視野拡張思考柔軟化に好評です。ゲームの理論、目標の確認、状況分析、資源の発掘、選択肢の設定、8W4Hなど企画力を高める具体的手法を身につけていただきます。 |
《学校教育機関》 |
●「学習学の立場から”誉めて、叱って、乗り越えて”」 |
さまざまな教育問題の本質は「教える」「教わる」発想に根本的原因があるのかもしれません。学習者の視点に立って、人間にとってほんとうに重要な学習とは何かを見つめ直し、一人ひとりのニーズ・スタイルに合った学習戦略を立てる「学習学」の発想を訴えます。自ら学び続ける人が壁をこり越え続ける時の、支援者としての教育者の重要な役割を再定義します。 |
●「親力強化セミナー」 |
新宿区教育委員会様などと一緒に作ってきたプログラムです。子どもの自発性をいかに引き出すか?”教えるでなく、学ばせるのでなく、学びをサポートするのが重要”との立場で、目の輝きを大事にして子どもの成長促進を考えます。 |
●「防犯セミナー」 |
子どもが、自ら身を守る判断力を持っているという立場で、子どもの目線で危険を感知する力をのばし、エンパワー メントも含め、各自の適応力を高めるプログラムです。小学生、中学生向けにも参加型で行います。有限会社クライシス・インテリジェンスとも連携して行うこともあります。 |
●「危機管理セミナー」 |
事故、アクシデントは起こるものです。その時、いかに衆知を集めて対応するか?想定外のトラブルを未然に防止するにはどうしたらいいか?事後対処をいかに円滑に行うか?など、参加型WS形式で行います。小中高校の学校の先生方向け、防犯、防災机上演習セミナーなどもあります。 |
主な実績
【講演実績】
人事院、防衛省航空自衛隊航空幕僚監部、防衛省航空自衛隊航空警務部隊、
金融庁証券取引等監視委員会、国立循環器病センター(大阪)、東京都、
東京都健康局病院経営本部経営センター、埼玉県入間東福祉保健総合センター、
川崎市総務局、川崎市環境局、仙台市、松戸市、新宿区教育委員会、
ウィズ新宿・新宿区立男女共同参画推進センター、千葉県白井市、
社団法人青少年育成国民会議、ちば仕事プラザ(職業訓練法人千葉県テクノピラミッド)、
株式会社まちづくり三鷹(第3セクター)、株式会社仙台ソフトウェアセンター(第3セクター)、
財団法人 全国市町村振興協会全国市町村国際文化研修所、旧 働く人の健康づくり協会、
財団法人日本プラントメンテナンス協会、社団法人日本DIY協会、
下諏訪町中小企業能力開発学院 寝屋川市工業会、岐阜県中小企業家同友会、
PFP(プロジェクトファシリテーションプロジェクト)関西、
QuaSTom (高品質ソフトウェア技術交流会)、PMI東京支部、京都府老人福祉協議会、
町田市ソフトウエア協議会など、地方自治体、第3セクター、公的法人などの他、
大手民間企業などで、管理職研修の講師を担当。
その他多数。
<所属学会>
人工知能学会、電子情報通信学会、日本応用数理学会会員
【連載・執筆・掲載】
◆月刊 NOMA News コラム連載
(社団法人日本経営協会 中部本部 企業変革グループ NOMA 2004年2月から)
◆航空自衛隊連合幹部会機関紙 翼 (「コーチングについて」寄稿 2006年8月晩夏号)
◆日経アソシエ「褒める技術」掲載(2007年9月18日号)
◆翔泳社 開発の現場「コミュニケーションスキル大全」掲載(VoL010)
主な著書
■『チーム力をつける3ステップ』翔泳社 | |
■『「コーチング」に強くなる本・応用編』(共著) PHP研究所 |