齋藤 博士(サイトウ ヒロシ)
現 職
モーターサイクル レース メカニック
経 歴
1962年3月31日 東京荒川区に生まれ、茨城県で育つ。
神奈川大学貿易学科を卒業後、2輪メーカーに就職したが、
翌年、自己のレース活動に専念すべく退職。
才能、資金不足、怪我などにより、ライダーとしての活動に挫折したが、メカニックに転向。
1993年、ホンダ ワークスチームの契約メカニックとなる。 以後、6年間在籍。
1993年から95年の3年間を、宇川 徹選手と、97年からの2年間を故 加藤 大治郎選手と
ともに、全日本選手権250ccクラスに参戦。5シーズンで3度の全日本チャンピオンを獲得する。
2000年、カワサキレーシングチームとメカニック契約。2年間、全日本スーパーバイク選手権に
参戦したのち、2002年よりカワサキのモトGP開発プロジェクト発足とともに、開発チームの
チーフメカニックとなる。
2004年、開発拠点のヨーロッパへの移動と同時に、
メカニックとして世界選手権モトGPクラスに参戦。
2004年で、カワサキとの契約を終了したのち、
2006年から、全日本スーパーバイク選手権に、メカニックとして復帰。
レースを始めたのは、大学に進学後、その大学も文系。レーサーになるにも、メカニックになるにも
不利な条件満載のなかで、すきなことだからと、続けていたら、いろいろな人々に出会い、
引き上げられ、押し上げられ、気がつけば、MOTO GPの舞台に立っていた。
想いは、現実化するというが、大切なのは、想い続けること。
イメージは繰り返しを経て実体化する。
主な講演テーマ例
「捨てる神あれば、拾う神あり。」
「与えられた仕事は、なぜかこなせる。」
「天才と呼ばれる人々。」